□7月30日(水)
ほむべきかな。とこしえからとこしえまで
歴代誌第一16:12-43(36)
聖書本文
16:12 主が行われた奇しいみわざを思い起こせ。
その奇跡と御口のさばきを。
16:13 主のしもべイスラエルの裔よ。
主に選ばれた者、ヤコブの子らよ。
16:14 この方こそ、私たちの神、【主】。
そのさばきは全地にわたる。
16:15 心に留めよ。主の契約をとこしえに。
命じられたみことばを、千代までも。
16:16 それは、アブラハムと結んだ契約。
イサクへの誓い。
16:17 主はそれをヤコブへの定めとして立てられた。
イスラエルへの、永遠の契約として。
16:18 そのとき主は言われた。
「わたしは、あなたにカナンの地を与える。
あなたがたへのゆずりの地として。」
16:19 そのころ、あなたがたの数は少なく、
実にわずかで、そこでは寄留者であった。
16:20 彼らは、国から国へ、
一つの王国からほかの民へと渡り歩いた。
16:21 しかし主は、だれにも彼らを虐げさせず、
彼らのために王たちを戒められた。
16:22 「わたしの油注がれた者たちに触れるな。
わたしの預言者たちに危害を加えるな。」
16:23 全地よ、【主】に歌え。
日から日へと、御救いの良い知らせを告げよ。
16:24 主の栄光を国々の間で語り告げよ。
その奇しいみわざを、あらゆる民の間で。
16:25 【主】は大いなる方、大いに賛美される方。
すべての神々にまさって恐れられる方だ。
16:26 まことに、どの民の神々もみな偽りだ。
しかし【主】は天をお造りになった。
16:27 威厳と威光は御前にあり、
力と喜びは御住まいにある。
16:28 もろもろの民の諸族よ、【主】に帰せよ。
栄光と力を【主】に帰せよ。
16:29 御名の栄光を【主】に帰せよ。
ささげ物を携えて、御前に来たれ。
聖なる装いをして、【主】にひれ伏せ。
16:30 全地よ、主の御前におののけ。
まことに、世界は堅く据えられ揺るがない。
16:31 天は喜び、地は小躍りせよ。
国々の間で言え。「【主】は王である」と。
16:32 海とそこに満ちているものは、鳴りとどろけ。
野とその中にあるものは、みな喜び躍れ。
16:33 そのとき、森の木々も喜び歌う。【主】の御前で。
主は必ず、地をさばくために来られる。
16:34 【主】に感謝せよ。
主はまことにいつくしみ深い。
その恵みはとこしえまで。
16:35 言え。
「私たちの救いの神よ、私たちをお救いください。
国々から私たちを集め、救い出してください。
あなたの聖なる御名に感謝し、
あなたの誉れを勝ち誇るために。」
16:36 ほむべきかな、イスラエルの神、【主】。
とこしえから、とこしえまで。
それから、民はみな「アーメン」と言い、【主】をほめたたえた。
16:37 ダビデはそこに、【主】の契約の箱の前にアサフとその兄弟たちをとどめおき、毎日の日課として、常に箱の前で仕えさせた。
16:38 オベデ・エドムとその六十八人の兄弟たちにもそのようにさせた。エドトンの子オベデ・エドムとホサは門衛とした。
16:39 祭司ツァドクとその兄弟の祭司たちは、ギブオンの高き所にある【主】の幕屋の前にとどめおき、
16:40 すべて【主】がイスラエルに命じられた律法に書かれているとおりに、朝夕絶えず、全焼のささげ物の祭壇の上で【主】に全焼のささげ物を献げさせた。
16:41 また、彼らとともにヘマン、エドトン、さらにほかの選ばれた者たちが、「まことに主の恵みは、とこしえまで」と、【主】をほめたたえるために指名された。
16:42 ヘマンとエドトンの手には、ラッパとシンバル、また神の歌に用いる楽器があって、音楽を奏でた。エドトンの子らは門にいた。
16:43 民はみな、それぞれ自分の家に帰った。ダビデも自分の家族を祝福するために戻って行った。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
神様は賛美されるべき唯一のお方です。ダビデは、主の箱をダビデの町に運び入れた後、主がイスラエルに行われた奇しい御業とカナンの地を相続地として与えるという永遠の契約を思い出し、心から感謝と賛美をささげました。イスラエルは過去、数の少ない民族でした。国から国へと渡り歩く寄留の民でした。しかし、神様は彼らを保護し、誰にもしいたげさせず、彼らのために王たちを戒められました。イスラエルを救い出すために奇しい御業を行い、彼らを祝福された主は、まことに大いなるお方です。また、主は他の偽りの神とは違い、天をお造りになった力あるお方です。したがって、イスラエルに限らず全ての民族が、まことに慈しみ深い主に、栄光と力を帰すべきです。
ダビデは「ほむべきかな。イスラエルの神、主。とこしえから、とこしえまで。」と賛美を締めくくっています。「とこしえから、とこしえまで」とは、初めから終わりまでという意味であり、神様の永遠性、全能性を表しています。このような神様は、ただ主お一人だけです。神様が行われた奇しい御業の数々を思い出してみましょう。感謝と賛美をささげずにはいられなくなるはずです。とこしえからとこしえまで主をほめたたえましょう。
祈り:主は初めからおられる方であり、はるか先の未来までを備えておられる方です。そしてその備えは私たちへの祝福と愛、恵みのためであることを学び感謝します。これからも主の驚くべき御業を体験し、世に証しする日々を送れるようにお導きください。
一言:とこしえからとこしえまでほめたたえましょう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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