□12月11日(水)
干からびた骨が非常に多くの集団に
エゼキエル書37:1-28(10)
日毎の糧
預言者エゼキエルは骨で満ちた平地の上をくまなく行き巡るように主に導かれました。そこには非常に多くの骨があり、ひどく干からびていました。主はエゼキエルに仰せられました。「人の子よ。これらの骨は生き返ることができるだろうか。」干からびた骨が生き返ることは不可能です。ところが、干からびた骨に預言して言えと言われました。「神である主はこれらの骨にこう仰せられる。見よ。わたしがおまえたちの中に息を吹き入れるので、おまえたちは生き返る。」エゼキエルが主から命じられた通りに預言していると、骨と骨とが互いにつながりました。その上に筋がつき、肉が生じ、皮膚がその上をすっかりおおいました。エゼキエルは、「神である主はこう仰せられる。息よ、四方から吹いて来い。この殺された者たちに吹きつけて、彼らを生き返らせよ。」と預言しました。すると、息が彼らの中に入りました。そして彼らは生き返り、自分たちの足で立ち上がりました。非常に多くの集団でした。ここで、干からびた骨はイスラエル民族を象徴します。彼らの望みは消えうせていました。バビロンによって国を失っていました。多くの人々が捕囚として連れて行かれました。イスラエルが再び回復することは、干からびた骨が生き返ることのように不可能なことでした。彼らの力や努力によっては不可能なことです。しかし、人にはできないことも神様にはできるのです。実際に神様は干からびた骨のようなイスラエルを回復させてくださいました。墓のようなバビロンから引き上げて、イスラエルの地に連れて行かれました。ユダとイスラエルが一つになり、一つの国になりました。
今、あなたの姿は干からびた骨のようですか。あなたの家庭の姿が干からびた骨のようですか。あなたが仕えている教会や職場、学校はどうですか。神様は干からびた骨のような私と私の周りの人々をも生き返らせることができます。
祈り:主よ、罪と咎によって死んだ者たちを生かしてくださり感謝します。私がいつも神様の御声を聞き、生き返るように助けてくさい。
一言:干からびた骨が生き返る
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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