□12月23日(月)
イエス・キリストの系図
マタイの福音書1:1-17(1) 聖誕特集
聖書本文
1:1 アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系図。
1:2 アブラハムがイサクを生み、イサクがヤコブを生み、ヤコブがユダとその兄弟たちを生み、
1:3 ユダがタマルによってペレツとゼラフを生み、ペレツがヘツロンを生み、ヘツロンがアラムを生み、
1:4 アラムがアミナダブを生み、アミナダブがナフションを生み、ナフションがサルマを生み、
1:5 サルマがラハブによってボアズを生み、ボアズがルツによってオベデを生み、オベデがエッサイを生み、
1:6 エッサイがダビデ王を生んだ。
ダビデがウリヤの妻によってソロモンを生み、
1:7 ソロモンがレハブアムを生み、レハブアムがアビヤを生み、アビヤがアサを生み、
1:8 アサがヨシャファテを生み、ヨシャファテがヨラムを生み、ヨラムがウジヤを生み、
1:9 ウジヤがヨタムを生み、ヨタムがアハズを生み、アハズがヒゼキヤを生み、
1:10 ヒゼキヤがマナセを生み、マナセがアモンを生み、アモンがヨシヤを生み、
1:11 バビロン捕囚のころ、ヨシヤがエコンヤとその兄弟たちを生んだ。
1:12 バビロン捕囚の後、エコンヤがシェアルティエルを生み、シェアルティエルがゼルバベルを生み、
1:13 ゼルバベルがアビウデを生み、アビウデがエルヤキムを生み、エルヤキムがアゾルを生み、
1:14 アゾルがツァドクを生み、ツァドクがアキムを生み、アキムがエリウデを生み、
1:15 エリウデがエレアザルを生み、エレアザルがマタンを生み、マタンがヤコブを生み、
1:16 ヤコブがマリアの夫ヨセフを生んだ。キリストと呼ばれるイエスは、このマリアからお生まれになった。
1:17 それで、アブラハムからダビデまでが全部で十四代、ダビデからバビロン捕囚までが十四代、バビロン捕囚からキリストまでが十四代となる。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
マタイの福音書はイエス・キリストの系図で始まります。この系図には私たちには普段馴染みのない名前が列挙されています。これは旧約聖書の預言通りイエス様がダビデ王とアブラハムの子孫であることを証明するものでした。旧約聖書の最後の預言者以来、約400年以上経過していましたが、ユダの人々はずっと約束のメシアを待ち望んでいました。メシアはアブラハム、ダビデ王の子孫から出ると預言されていたのです。イエスとは、主は救い主という意味があります。このことからもイエス様は歴史の中に偶然登場されたのではありません。それはずっと前から約束されていたメシアでした。神様のご計画通りにお生まれになった救い主であることをマタイは最初に伝えようとしています。そしてメシアの到来は、神の救いの約束が完成することを意味しています。
イスラエルの民はダビデの王国が来るべきメシアの国を表していると考えました。神様はダビデの子孫の国をとこしえまで堅く立てると約束されました(2サムエル7:12-16)。しかし、そのイエス様がお生まれになる家系はどうでしょうか。アブラハムやダビデのような偉大な先祖がいます。しかし、中には目ただないどころか、罪を犯した者、神の道に歩まなかった王たち、イスラエルの民ではない異邦人、タマル、ラハブ、ルツ、バテ・シェバの4人の女性が名を連ねています。普通であれば黒塗りするような人がいる系図でした。どうしてこんな赤裸々な系図の末にイエス様はお生まれになったのでしょうか。それはイエス様が全ての人の救い主としてこられたからです。神様はご自身の御子を、すべての人の救い主として送ってくださいました。それがクリスマスです。このイエス様はあなたの救い主としてお生まれになったのです。
祈り:私の信仰ではなく、行いではなく、ただ一方的な恵みで救い主イエス様がお生まれになったことを感謝します。私もあなたの救いのご計画に含まれていることを感謝し、覚えているようにお祈りいたします。
一言:救い主キリスト
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」