□12月31日(火)
わたしのもとに来なさい
マタイの福音書11:25-30(28) 年末特集
日毎の糧
イエス様が力あるわざを行なわれても、悔い改めてイエス様を信じる人はいませんでした。しかし、中にはイエス様を信じる幼子のような純粋な人もいることを、イエス様はこの時、神様に感謝しています。父が定めたものは必ずイエス様を信じるようになるという神様の確かなご計画を、イエス様は確信していたのです。神様の福音の奥義を悟ることができる人は、頭脳明晰な人ではありません。地位でも立場でもありません。神様の御霊の啓示を受けた人です。
イエス様はご自分を拒否した者の刑罰とは対照的に、受け入れた人に、わたしのもとに来なさいと招いてくださいます。それは彼らに休息を約束するお言葉でした。そしてイエス様のくびきを負って、イエス様から学ぶと安らぎを得ると教えられます。くびきとは畑仕事で牛につける重い木製の引き具です。なぜイエス様のくびきは負いやすく、イエス様の荷は軽いのでしょうか。それはイエス様が一緒にくびきを負ってくださるからです。イエス様を信じて生きることは苦しみや、重荷がなくなることではありません。ただし、一緒にイエス様も担ってくださいます。それどころかイエス様の方が多く担ってくださるからこそ、くびきは軽く、安息を得ることができるのです。
2024年も暮れます。今年一年どんな重荷がありましたでしょうか。どんなくびきに引っ張られた一年を過ごしたでしょうか。あなたの2024年にイエス様も一緒におられましたでしょうか。あなたの労苦があなたのものだけではないことを年の瀬に振り返りましょう。そして、来る年もイエス様の中にあってこそ、真の憩いと安らぎがあることを覚えてゆきましょう。
祈り:2024年もイエス様がわたしの労苦とくびきを負ってくださり、わたしの荷を軽くしてくださったことを感謝します。今日わたしが安息を覚えるのは、今年もあなたが共にしてくださっただからだと感謝で一年を終えたいと思います。
一言:わたしのもとに来なさい
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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