□1月12日(主日)
神様とともに歩んだエノク
創世記5:1-32(24)
聖書本文
5:1 これはアダムの歴史の
記録である。
神は、人を創造したとき、神の似姿として人を造り、
5:2 男と女に彼らを創造された。彼らが創造された日に、神は彼らを祝福して、彼らの名を「人」と呼ばれた。
5:3 アダムは百三十年生きて、彼の似姿として、彼のかたちに男の子を生んだ。彼はその子をセツと名づけた。
5:4 セツを生んでからのアダムの生涯は八百年で、彼は息子たち、娘たちを生んだ。
5:5 アダムが生きた全生涯は九百三十年であった。こうして彼は死んだ。
5:6 セツは百五年生きて、エノシュを生んだ。
5:7 セツはエノシュを生んでから八百七年生き、息子たち、娘たちを生んだ。
5:8 セツの全生涯は九百十二年であった。こうして彼は死んだ。
5:9 エノシュは九十年生きて、ケナンを生んだ。
5:10 エノシュはケナンを生んでから八百十五年生き、息子たち、娘たちを生んだ。
5:11 エノシュの全生涯は九百五年であった。こうして彼は死んだ。
5:12 ケナンは七十年生きて、マハラルエルを生んだ。
5:13 ケナンはマハラルエルを生んでから八百四十年生き、息子たち、娘たちを生んだ。
5:14 ケナンの全生涯は九百十年であった。こうして彼は死んだ。
5:15 マハラルエルは六十五年生きて、ヤレデを生んだ。
5:16 マハラルエルはヤレデを生んでから八百三十年生き、息子たち、娘たちを生んだ。
5:17 マハラルエルの全生涯は八百九十五年であった。こうして彼は死んだ。
5:18 ヤレデは百六十二年生きて、エノクを生んだ。
5:19 ヤレデはエノクを生んでから八百年生き、息子たち、娘たちを生んだ。
5:20 ヤレデの全生涯は九百六十二年であった。こうして彼は死んだ。
5:21 エノクは六十五年生きて、メトシェラを生んだ。
5:22 エノクはメトシェラを生んでから三百年、神とともに歩み、息子たち、娘たちを生んだ。
5:23 エノクの全生涯は三百六十五年であった。
5:24 エノクは神とともに歩んだ。神が彼を取られたので、彼はいなくなった。
5:25 メトシェラは百八十七年生きて、レメクを生んだ。
5:26 メトシェラはレメクを生んでから七百八十二年生き、息子たち、娘たちを生んだ。
5:27 メトシェラの全生涯は九百六十九年であった。こうして彼は死んだ。
5:28 レメクは百八十二年生きて、一人の男の子を生んだ。
5:29 彼はその子をノアと名づけて言った。「この子は、【主】がのろわれたこの地での、私たちの働きと手の労苦から、私たちを慰めてくれるだろう。」
5:30 レメクはノアを生んでから五百九十五年生きて、息子たち、娘たちを生んだ。
5:31 レメクの全生涯は七百七十七年であった。こうして彼は死んだ。
5:32 ノアは五百歳になった。そしてノアはセム、ハム、ヤフェテを生んだ。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
神様は人を創造された時、神の似姿として人を造り、男と女とに彼らを創造されました。彼らが創造された日に、神様は彼らを祝福して、彼らの名を「人(アダム)」と呼ばれました。アダムには二人の子ども、アベルとカインがいましたが、兄カインのねたみによって、弟アベルは殺されてしまいました。しかし、アダムの歴史はそれで終わりませんでした。神様は、アベルの代わりにセツをお与えになり、救いの御業が断ち切られないようにされました。セツの子孫からエノシュが生まれ、神様の御名によって祈ることを始めました(4:26)。
アダムの子孫の特徴は長寿だという点です。一番の短命と言われるレメクでさえ、七百七十七年(31)で、それ以外は、おおむね九百年を越えています。しかし、中には例外もいます。エノクの一生は三百六十五年でした(23)。しかし、彼は「神様と共に歩む」生活をしていました。絶望の時代、罪の文化がはびこる時代の中でも、エノクは神様を恐れ、神様の御言葉に従って歩む生活をしていました。彼の敬虔な生活は、神様の目にとまりました。神様が彼を取られたので、彼は死を見ることなくいなくなりました(24)。彼は旧約聖書の中で、死の苦しみを味わうことなく天の御国に入った二人のうちの一人です。「信仰によって、エノクは死を見ることがないように移されました。神が彼を移されたので、いなくなりました。彼が神に喜ばれていたことは、移される前から証しされていたのです。」(ヘブ11:5)。このエノクの生き方は、私たちクリスチャンに希望を与える御言葉でもあります。罪の文化が発達しているこの時代、信仰によって生きることが、人々の目には愚かなことのように見える時があります。しかし、私たちは死を味わうことなく、日々御言葉に従って、神様に喜ばれる生活をすることができます。その時、神様の祝福を受けるようになります。
祈り:主よ、時代がどうであれ、希望のともしびを消さない神様を知るようにしてくださり感謝します。私たちもこの時代に、敬虔な心で、神様と共に歩むことができるように助けてください。
一言:神様に喜ばれる生活、神様とともに歩む生活
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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