□2月3日(月)
聖絶しようとした者をあなたが逃がしたから
列王記第一20:22-43(42)
日毎の糧
預言者はイスラエルの王に、来年の今ごろ、アラムの王が攻め上って来るので、奮い立って、準備するようにと助言しました。一方、アラム王の家来たちは先の戦いの失敗は、山で戦ったためだと言いました。イスラエルの神は山の神だから、平地で戦うなら勝算があると考えました。翌年、ベン・ハダドはアラム人を召集し、イスラエルと戦うために攻め上って来ました。イスラエル人は彼らと向かい合って、二つの小さなやぎの群れのように陣を敷きましたが、アラムはその地に満ちていました。
ときに、一人の神の人がイスラエルの王に近づいて来て、「この大いなる軍勢をあなたの手に渡し、それによって、神様こそ主であることを知るようになる」と確信を与えてくださいました。戦いが始まると、イスラエル人は一日のうちにアラムの歩兵十万人を打ち殺しました。ベン・ハダドは町に逃げて隠れました。ベン・ハダドと家来たちは降伏し、命乞いをしました。神様が渡してくださったのですから、イスラエルの王は彼らを滅ぼすのが当然でしたが、彼らの言い分を聞き入れてしまいました。この勝利は神様から与えられたのに、彼は自分で戦って得たものだと傲慢になっていたのです。神様のみ旨や栄光だったとは考えもしませんでした。苦労して捕まえたベン・ハダドを結局解放してしまったのです。
それから、一人の預言者が目の上に包帯をして王の前に近づきました。そして、主が聖絶しようとした者を王が逃がしたので、王のいのちは彼のいのちの代わりとなり、民は彼の民の代わりになると王を責めました。勝利の時、神様のみ旨と栄光を考えもせず、勝利に酔いしれていると、神様に仕えることをやめてしまいやすいです。勝利の時、神様に栄光を返し、神様のみ旨を探り、従うべきです。
祈り:主よ、勝利の喜びに緊張が解け、主の栄光を忘れそうになる自分の弱さを学びます。自分で得たものとせず、最後まで主の御言葉に従うことが出来るように助けてください。
一言:最後まで神様の御言葉通りにしましょう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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