□3月14日(金)
私の国、私の親族のところに行って、妻を迎えなさい
創世記24:1-9(4)
日毎の糧
アブラハムが年を重ねて老人になった時、神様はあらゆる面で彼を祝福しておられました。アブラハムには、息子イサクの家庭をつくる、という大切な使命が最後に残っていました。アブラハムは、息子の結婚について明確な方向性を持っていました。彼は自分の全財産を管理している、家の最年長のしもべに、イサクのために嫁を探してくるよう頼みました。「カナン人の娘たちの中から、私の息子の妻を迎えてはならない。私の生まれ故郷に行って、私の息子イサクのために妻を迎えなさい。」アブラハムは、他のどんな条件よりも神様への信仰を大切に考えました。アブラハムは、もし妻となる娘がカナンの地まで来ようとしなかった場合、イサクをそこに連れて戻ることはしてはならないと言いました。アブラハムは、カナンを約束の地として与えて下さった神様が、御使いを先に送って、イサクの妻を必ず用意されると信じていました。アブラハムのしもべは主人の神様を信じて、言われた通り誓いました。
アブラハムは、偶像を崇拝するカナン人の中からイサクの嫁を求めませんでした。神様を恐れる自分の故郷、自分の国の人々の中から嫁を迎えようとしました。アブラハムは、夫になる人の顔も見ずに、ただ神様だけを信じて来てくれる女性を、神様が備えてくださると信じていました。神様はご自分の子供たち一人一人にふさわしい信仰の人を伴侶として備え、自ら導いてくださいます。箴言では、良き伴侶を得る事についてこのように言っています。「家と財産は先祖から受け継ぐもの。賢明な妻は主からのもの。(箴言19:14)」幸せな信仰の家庭を築くために、神様の御旨と導きを信じて祈りましょう。
祈り:主よ、人間条件よりも、信仰と主の御旨を大事にして将来の伴侶を迎えるように助けてください。
一言:結婚も、信仰と祈りによって
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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