□3月15日(土)
取り計らってください
創世記24:10-49(12)
日毎の糧
アブラハムのしもべは、ラクダ十頭に主人のあらゆる良い品々を持って、メソポタミア北部にあるアラム・ナハライム地方のナホルの町に到着しました。彼はラクダを町の外の井戸のそばに伏させました。これから、イサクの配偶者となる女性を見つける必要がありました。「結婚相手を見ずに私の言葉だけを信じて遠い所に嫁に行く娘をどのように探すことができようか。」と、彼は心配になったことでしょう。このとき、アブラハムのしもべは祈りました。イサクの配偶者となる娘に主が無事に会わせてくださり、主人アブラハムに恵みを施してくださるようにと求めました。彼の祈り課題は漠然としたものではありませんでした。のどが渇いた旅人の要求を快く受け入れるだけでなく、彼が引いてきたラクダにまで配慮してくれる女性のために、しもべは祈りました。しもべがその祈りを終えると、リベカが水がめを持ってきました。彼女は、アブラハムの兄弟ナホルの孫娘でした。また、非常に美しく、処女でした。アブラハムのしもべは、彼女に水を飲ませてくれるようにお願いしました。すると彼女は急いで水がめを下ろし、しもべに水を飲ませるだけでなく、ラクダのためにも、水を汲んでくれました。アブラハムのしもべは、彼女を見て、神様が導かれた方であるかを知ろうとしました。アブラハムのしもべは、祈るだけでなく、神様の導きを周到に伺い続ける人でした。彼は祈りに答えて全てのことを自ら成し遂げられる神様に栄光をささげました。神様の人は、難しいことに備えて祈り、神様の導きを求める人です。また、神様が成し遂げられることを伺い求める人です。神様はこのように信仰によって祈る人、神様の導きを求める人を通して、今日も働かれます。
祈り:主よ、私が全てのことについてまず祈る祈りのしもべになり、神様の導きを信じる信仰の人にしてください。
一言:まず祈るしもべ
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」