□3月17日(月)
たつまきに乗って天へ上って行ったエリヤ
列王記第二2:1-11(11)
日毎の糧
主がエリヤを天に上げる日が近づきました。しかし、エリシャはエリヤから離れようとしません。ギルガル、ベテル、エリコとエリシャはいつまでもエリヤから離れることなくついて行きました。ヨルダン川を渡り終えたとき、エリヤはエリシャに何を求めるのかと尋ねました。「では、あなたの霊のうちから、二倍の分を私のものにしてください。」エリシャがこう求めたのは、長男が父の二倍の遺産の分け前を貰うように、エリヤの後継者として立つためでありました。自分の役割と神様のために働くことについて進んで求めたのです。
エリヤは自分が決めることではないとしつつも、そのしるしを教えました。そしてなお進みながら話していると、一台の火の戦車と火の馬が現れ、このふたりの間を分け隔て、エリヤは、たつまきに乗って天へ上って行きました。
主の僕として苦難の連続であったエリヤでした。御言葉を王に真っすぐに伝えたために、命を狙われて逃げることも、一人で隠れたりすることもありました。しかし、誰も彼からいのちを奪った者はいませんでした。彼は死ぬことなく天の御国に引き上げられました。いのちの主である神様が彼を死なせることなく、天に引き上げられたのです。
私たちが主に仕えること、献身してゆくことの過程ではエリヤのように苦難があることでしょう。時に報われない思いもするかもしれません。しかし、エリヤを最後に栄光の御国へと導かれたように、神様は私たちをご覧になって導いておられます。いのちの主である神様に委ねてあなたの今日を歩んでゆきませんか。
祈り:苦難やトラブルで気落ちし、くじけてしまう中にあっても、いのちの主である主を見上げます。最後まであなたに尽くしてゆけるようにお導きください。
一言:栄光の苦難
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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