□3月18日(火)
ヨルダン川を二つに引き裂いたエリシャ
列王記第二2:12-25(14)
日毎の糧
今日の本文には、エリシャがエリヤの後継者として立てられたことが記されています。エリヤが天に上るとエリシャはエリヤの身から落ちた外套を拾い上げ、ヨルダン川の水をそれで打ちました。すると水が両側に分かれ、エリシャはそこを通り、預言者の仲間はエリシャの上にエリヤの霊がとどまっていると遠くから見ていました。彼らは地にひれ伏してエリシャを礼拝し、彼にある神様の権威を認めました。中にはエリヤを探す者もいましたが、結局見つけることはありませんでした。それはエリヤからエリシャに後継されたからです。
また、エリコの町の人々が、水が悪くこの土地は流産が多いとエリシャに告げると、彼は水の源のところに行って、塩をそこに投げ込みながら、主が水をいやされた、と言いました。すると、水は良くなりました。エリシャはしるしを通していのちの主である神様の力を現わしたのです。そして、べテルではエリシャの外観をからかった者たちをエリシャは呪いました。主の名によって呪うと、森の中から二頭の雌熊が出てきて彼らを引き裂きました。聖書では「子ども」とあり残酷な表現に見えますが、これは北王国の偶像崇拝の人が神様をばかにしたという意味があります。単にエリシャをからかっているのではなく、神様に対して、また神様によって立てられたエリシャに対しての侮辱でした。
人々はいなくなったエリヤをいつまでも探していました。しかし、神様の御業はすでにエリシャを通して動き始めています。エリシャは神様の側に立って3つのしるしを通して神様を現わしました。あなたは神様があなたにしてほしいことがあって、今その場所であなたを立たせていることを知っているでしょうか。エリシャのように主にあって固く進みましょう。
祈り:神様が私に何をされようとしているのか、どうか主の霊に満たされて、エリシャのようにまっすぐに進めるようにお助け下さい。
一言:主の霊に頼り進みましょう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」