□3月22日(土)
彼らは食べて残した
列王記第二4:38-44(44)
日毎の糧
エリシャがギルガルに帰って来たとき、この地に飢饉が起こりました。それはイスラエルの不信の罪のゆえのさばきだと言われています。預言者の仲間たちがひもじい思いをして座っているのを見て、エリシャは憐れみました。そして若者に命じ、大きな釜を火にかけ、預言者の仲間たちのために煮物を作らせました。彼らは野生のつる草を見つけ、つるから野生の瓜をとって煮物の具としました。ところが、口にするとそれは毒のあるもので到底食べることができません。しかし、エリシャが麦粉を持って来させ、窯に投げ入れると、悪いものは無くなりました。エリシャが麦粉を煮物に入れましたが、解毒をしたのは、神様の力です。世も人も罪によって毒されている世界ですが、神様と聖書の言葉が麦粉のように解毒することができ、人々を真の飢えから満たすことがおできになります。
ある人がバアル・シャリシャから、初穂のパンである大麦のパン二十個と、新穀一袋をエリシャのところに持ってきました。エリシャはこれでみんなを食べさせるよう命じましたが、彼は疑いました。「これだけで、どうして百人もの人に分けられるでしょうか」しかし、エリシャの言う通り配ると、みんなのお腹を満たしました。「彼らは食べて残すだろう」との主の言葉通り、百人に配ってもなお余りが出るほどでした。
これはイエス様の五千人の給食と似ていますが、神様は人の常識を超えて働かれるお方です。そして飢饉の人々を満たし救いました。「主のことばのとおりであった(44)」とあります。主のことばには、人を満たし、毒から救う真の力があることを聖書は教えています。
祈り:私の持っているものが役に立つかどうかを考えるよりも、主に信頼して捧げることの大切さを学びます。すべての人を満たす神様を信頼して今日の日もゆだねてゆけるようにお祈りいたします。
一言:有り余るほど祝してくださる神様
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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