□3月27日(木)
主のことばのとおり
列王記第二7:3-20(16)
日毎の糧
ツァラアトに冒された四人の人が町の門の入り口にいました。彼らは病気のため町に入ることもできませんでしたが、食糧難の町に入っても、門の外で座っていても死ぬことには変わりないと開き直り、敵がいるアラムの陣営に行きました。すると、敵は誰もいなかったのです。これは、主がアラムの陣営に、戦車のひびき、馬のいななき、大軍勢の騒ぎを聞かせたので、アラム人はイスラエルがヒッタイトかエジプトの援助を求めたと勘違いしました。そして恐れに駆られ、天幕や馬やろば、陣営をそのまま置き去りにして、いのちからがら逃げ去ったのです。この四人はそんなことを知らず、飲み食いし、金銀を略奪しましたが、自分たちだけで独占することは正しくないとし、この良い知らせを今日のうちに王に知らせるべきだと決断しました。この報告を受けた王は、最初、騙されていると考えました。しかし、偵察に行かせた使者は、この四人の言う通りであったと言いました。そこで、民は出ていってアラムの陣営をかすめ奪ったので、主のことばのとおり、上等の小麦粉一セアが一シェケルで、大麦二セアが一シェケルで売られることとなりました。このことを信じなかった王の侍従は、門から出てきた民によって踏みつけられ、エリシャの預言通り、食べることなく死んでしまいました。
イスラエルは勝利しましたが何もしていません。イスラエルの飢饉は解決しましたが彼らが何かしたわけでもありません。全て主のことば通りになりました。主のことば通りになると言うことは、主がこのことのために働いておられるということです。イスラエルの敵アラムや飢饉の問題がなくなったのは神様の働きです。勝利の時には、その後ろで働いておられる神様がおられることを覚えましょう。
祈り:目の前に起こっている表面的なことだけに心を奪われるのではなく、裏で働いている神様に心を寄せられるようにお祈りいたします。
一言:おことばとおりに成し遂げられる神様
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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