□4月9日(水)
主を求めて生きよ
アモス書5:1-13(6)
日毎の糧
アモスは、神様のさばきによってイスラエルが滅亡することを知り、哀歌を唱えました。「おとめイスラエルは倒れて、二度と起き上がれない」。イスラエルは若さを誇るおとめのようでした。経済的な豊かさを誇り、軍事力を誇りました。神様を畏れることを知らない人は、自分の富と権力と学識を誇ります。しかし、神様がさばきの手を下されると、彼らが誇るものは何の役にも立たなくなります。千人を出征させていた町は、百人しか残らないまでに滅びてしまいます。
それでは、イスラエルはどうすれば生きることができますか。神様は言われます。「主を求めて生きよ。」べテル、ギルガル、ベエル・シェバに行って形式的な礼拝を捧げることで、生きる道が開かれるのではありません。神様を求めるべきです。神様がおられないベテル、ギルガル、ベエル・シェバは何の益にもなりません。神様を畏れ、御前で心から悔い改め、御言葉に聞き従わなければなりません。さもないと、いかなる宗教生活も私たちを助けることはできません。真実に罪を悔い改めて、主のもとに帰って、神様だけに依り頼んで生きるべきです。まさに、これこそが主を求めることです。これこそが生きる道です。イスラエルは公正を苦よもぎに変え、正義を地に投げ捨ててしまいました。また、門で戒めを与える者を憎み、まっすぐに語る者を嫌がりました。貧しい者を踏みつけて自分の腹を肥やしました。正しい者を迫害し、裁判官に賄賂を渡して貧しい者を押しのけました。こういった罪の問題を棚に上げたまま執り行なわれる礼拝を、神様は喜ばれるのでしょうか。生きるためには、形ばかりの宗教生活を止めて、主を求めなければなりません。そうすれば、生きます。
祈り:主よ、形ばかりの宗教生活をしないで、心から神様を求める生活がしたいです。私の信仰生活が深まるように助けて下さい。
一言:今日も主を求めます
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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