□4月10日(木)
公正と義を流れさせよ
アモス書5:14-27(24)
日毎の糧
イスラエルが生きる道は何ですか。主を求めることです。悪を憎み、善を愛し、正義を建て直すことです(14,15)。しかし、残念ながら彼らのうちに、そのようにして生きようとする姿は見当たりませんでした。それなのに、彼らは主の日を待ち望んでいました。果たしてその日はどんな日となるのでしょうか。光ではないやみであって、輝きではない暗やみの日となります。その日の災いは、避けようがありません。まるで獅子の前を逃げて熊に会い、壁に手を触れると蛇がかみつくような災いに見舞われることになります。
イスラエルの罪は第一に、形式的に主に仕えたことです。神様は祭りを憎み、退けられます。いけにえも喜ばれず、かおりも、かぎたくないと言われます。賛美の歌も聞きたくないと言われます。彼らの信仰は形ばかりで、混合宗教でした。彼らはシクテとキユンなどの星の神を拝んでいました。こういった偶像を拝んでいる彼らのいけにえを、果たして神様は喜ばれるのでしょうか。第二に、公正と義を投げ捨てたことです。彼らは罪と欲のため、正しいことを行いませんでした。正しく行うとは、弱い人、貧しい人たちに公正と義が川のように流れるようにすることです。ところが、彼らは金と引き換えに正しい者を売り、一足のくつのために貧しい者を売りました。はかりを欺きました。貧しい者の着物を奪い取り、罰金で取り立てたぶどう酒を飲んで楽しみました。やもめとみなしごを虐げました。正しいさばきを下さなければならない人たちが、自分の腹を満たすために公正と義を捨てました。そんな彼らにどのような主の日が来るのでしょうか。光り輝く日ではありません。暗やみの裁きの日が来ます。彼らはダマスコのかなたへ捕らえ移される刑罰を受けるようになります(27)。
祈り:主よ、悪い時代に妥協しないで、公正と義を大事にして生きるように助けてください。
一言:公正を水のように、義を川のように
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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