□4月15日(火)
倒れている仮庵を起こされる神さま
アモス書9:1-15(11)
日毎の糧
繁栄の絶頂期にあったイスラエルに、預言者アモスを通して与えてくださった神様のメッセージは、「打ち砕かれる」ということです。祭壇の柱頭は打たれ、地震によって打ち砕かれて、残った者は剣で殺されると警告されます。つまり、ベテルの神殿が破壊され、その中にいる偶像崇拝者たち、不正と不義を行っている人たちが滅ぼされることを言っています。この裁きからは、誰も免れることができません。山の頂に身を隠しても、海の底に身を隠しても、敵のとりことなって行っても、引きずり出して裁くと言われます。
しかし、さばきは本当の意味では、終わりではありませんでした。神様は、倒れているダビデの仮庵を起こし、昔の日のように建て直そうとされます。 「倒れているダビデの仮庵」とは、神様のさばきを受けて倒れたイスラエルを指します。神様が「その破れを繕い、その廃墟を起こし、…建て直す」ことは、イスラエルを再び霊的によみがえらせ、牧者の国に回復させるという意味です。究極的には、この御業はダビデの子孫として来られるイエス・キリストを通して成し遂げられます。イエス様をキリストとして信じ、イエス様とつながった者、すなわち新しいイスラエルを通して成し遂げられます。神様は、人が罪を犯したからと言って、ご自分の万民救済の御業を中断されません。神様は今もご自分の御言葉に聞き従う者たちを通して、救いの御業を成しておられます。
祈り:主よ、私たちの時代の罪を考える時、心が痛みます。しかし失敗がない主を仰ぎ見る時、望みを持ちます。この国を牧者の国として回復させてください。
一言:新しいイスラエルの御業
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」