□4月21日(月)
雲とともに来られる
ヨハネの黙示録1:1-8(7)
聖書本文
1:1 イエス・キリストの黙示。神はすぐに起こるべきことをしもべたちに示すため、これをキリストに与えられた。そしてキリストは、御使いを遣わして、これをしもべヨハネに告げられた。
1:2 ヨハネは、神のことばとイエス・キリストの証し、すなわち、自分が見たすべてのことを証しした。
1:3 この預言のことばを朗読する者と、それを聞いて、そこに書かれていることを守る者たちは、幸いである。時が近づいているからである。
1:4 ヨハネから、アジアにある七つの教会へ。今おられ、昔おられ、やがて来られる方から、また、その御座の前におられる七つの御霊から、
1:5 また、確かな証人、死者の中から最初に生まれた方、地の王たちの支配者であるイエス・キリストから、恵みと平安があなたがたにあるように。
私たちを愛し、その血によって私たちを罪から解き放ち、
1:6 また、ご自分の父である神のために、私たちを王国とし、祭司としてくださった方に、栄光と力が世々限りなくあるように。アーメン。
1:7 見よ、その方は雲とともに来られる。
すべての目が彼を見る。
彼を突き刺した者たちさえも。
地のすべての部族は
彼のゆえに胸をたたいて悲しむ。
しかり、アーメン。
1:8 神である主、今おられ、昔おられ、やがて来られる方、全能者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
ヨハネの黙示録は、世の終わりに必ず起こる事を記しています。神様がキリストに与えたものを、キリストが御使いを遣わして使徒ヨハネにお告げになりました。ヨハネは黙示録を通して、神様の御言葉とイエス・キリストのあかし、すなわち、ヨハネの見たすべての事を証ししました。全体の内容は、教会が苦しみを受けても必ず勝利し、すでに打ち勝った戦いをしているという御言葉です。したがってこの御言葉を朗読する者と、それを聞いて、そこに書かれていることを真守る人々は幸いです。必ずすぐに起こるはずの世の終わりとすでに打ち勝った戦いをしているという事実を心に留めて生きるなら、現在の苦難を乗り越えて勝利することができます。ヨハネはイエス・キリストの黙示を、今おられ、昔おられ、やがて来られる方である父なる神様、その御座の前におられる七つの御霊、また、確かな証人、死者の中から最初に生まれた方、地の王たちの支配者であるイエス・キリストの御名によって七つの教会へ送っています。
現在、聖徒たちは苦難の中にいます。ローマが世界を支配し、聖徒たちは追い出されたり洞窟に追い込まれたりして極度の貧しい生活を強いられています。そんな中で、「果たして神様はおられるのか」と思っていたかもしれません。しかし、神様は生きて働いておられます。世界を支配し、治めておられる万物の支配者です。必ず御心のとおりに救いのみわざを成し遂げられます。神様はイエス様を通して世界をさばかれます。さばき主のイエス様は雲とともに来られます。そのとき、全ての人がイエス様を見るでしょう。イエス様と聖徒たちを迫害し、突き刺した者たちも見ます。彼らは自分たちが受ける審判のゆえに嘆きます。しかし、現在の苦難に耐え忍び、イエス様を慕い求めた者たちは主とともに栄光のうちに勝利の復活に参加します。これがクリスチャンの望みです。私たちがこの望みを仰ぎ見ながら現在の苦難を乗り越えることができるように祈ります。
祈り:主よ、私も苦難の時に、死者の中からよみがえった主、再び来られる栄光の主を仰ぎ見て、信仰によって勝利するように助けてください。
一言:雲とともに来られるイエス様
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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