□4月22日(火)
顔は強く照り輝くよう太陽のよう
ヨハネの黙示録1:9-20(16)
聖書本文
1:9 私ヨハネは、あなたがたの兄弟で、あなたがたとともにイエスにある苦難と御国と忍耐にあずかっている者であり、神のことばとイエスの証しのゆえに、パトモスという島にいた。
1:10 私は主の日に御霊に捕らえられ、私のうしろにラッパのような大きな声を聞いた。
1:11 その声はこう言った。「あなたが見たことを巻物に記して、七つの教会、すなわち、エペソ、スミルナ、ペルガモン、ティアティラ、サルディス、フィラデルフィア、ラオディキアに送りなさい。」
1:12 私は、自分に語りかける声を見ようとして振り向いた。振り向くと、七つの金の燭台が見えた。
1:13 また、その燭台の真ん中に、人の子のような方が見えた。その方は、足まで垂れた衣をまとい、胸に金の帯を締めていた。
1:14 その頭と髪は白い羊毛のように、また雪のように白く、その目は燃える炎のようであった。
1:15 その足は、炉で精錬された、光り輝く真鍮のようで、その声は大水のとどろきのようであった。
1:16 また、右手に七つの星を持ち、口から鋭い両刃の剣が出ていて、顔は強く照り輝く太陽のようであった。
1:17 この方を見たとき、私は死んだ者のように、その足もとに倒れ込んだ。すると、その方は私の上に右手を置いて言われた。
「恐れることはない。わたしは初めであり、終わりであり、
1:18 生きている者である。わたしは死んだが、見よ、世々限りなく生きている。また、死とよみの鍵を持っている。
1:19 それゆえ、あなたが見たこと、今あること、この後起ころうとしていることを書き記せ。
1:20 あなたがわたしの右手に見た七つの星と、七つの金の燭台の、秘められた意味について。七つの星は七つの教会の御使いたち、七つの燭台は七つの教会である。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
一世紀の聖徒たちの多くは、信仰のゆえに患難の中にいました。使徒ヨハネも、神様の御言葉とイエス様のあかしとのゆえにパトモスとう島に幽閉されていました。ローマ皇帝の堂々たる姿に比べて、イエス様を信じている聖徒たちは限りなくみすぼらしく見えます。しかし13-16節を見ると、イエス様は十字架で死なれた時のみすぼらしい姿ではなく、威厳と栄光と権能ある姿をしておられます。栄光に輝く主の姿は、将来栄光を受ける聖徒達のひな形です。今は悲惨な苦難を受けていますが、将来彼らは栄光ある主のように変えられます。この望みを見上げながら現在の苦難を乗り越えなければなりません。
栄光あるイエス様の右手には七つの星があります。主はまた、七つの金の燭台の真ん中におられます。七つの星と七つの金の燭台は教会を意味しています。教会を金で作ったというのは、それほど尊貴な存在であるという意味です。神様の教会は選ばれた種族、聖なる国民、神のものとされた宝物です。このような宝物の使命は、燭台のように油を供給されて真理の光を放つことです。このために今、主は私たちの真ん中に、共におられます。主は患難の中にいる教会に言われます。「恐れることはない。わたしは初めであり、終わりであり、生きている者である。わたしは死んだが、見よ、世々限りなく生きている。また、死とよみの鍵を持っている。(17,18)」現在、日本の教会はどうでしょう。主は教会が聖霊を受けて力強く立ち上がって光を放つことを願われます。私たちが栄光輝くイエス様の本来の姿を見上げながら力づけられるように祈ります。
祈り:父なる神様、私がイエスの栄光輝く姿を心に留めながら、日々、力ある信仰の歩みができますように祈ります。
一言:強く照り輝く太陽のような主
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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