□4月23日(水)
初めの愛から離れてしまった
ヨハネの黙示録2:1-11(4)
日毎の糧
エペソ教会は真理を守るために行ない、苦労し、ひとりの魂のためによく忍耐しました。またイエス様の御名のために耐え忍び、疲れたことがありませんでした。彼らは御言葉からかけ離れた教えと戦い、使徒と自称している者たちをためして、その偽りを見抜いて追い出しました。アルテミス女神を崇拝し、人々を淫行に陥れているニコライ派を憎みました。ところが、エペソの聖徒たちは真理を守ることに熱心でありましたが、イエス様の初めの愛からは離れてしまっていました。イエス様はそんな彼らの問題を指摘し、どこから落ちたのかを思い出し、悔い改めるように言われます。彼らは神様との人格的な関係を持たずに律法を守ろうとしました。自己中心的な熱心と欲によって主に仕えていました。ですから、彼らの信仰生活には愛も喜びもありませんでした。主はそんな彼らが初めの愛を回復し、その愛の中で信仰生活をすることによって、いのちの木の実を受けて食べることを願われました。
スミルナ教会は、ローマの迫害によって、苦しみと貧困を味わいました。また、将来サタンの働きによって、ある人たちは牢に投げ入まれる大きな患難を受けるようになります。しかし主は、むしろ彼らに、苦しみを恐れず、死に至るまで忠実でありなさい、と言われます(10b)。私たちは、死ぬことがあっても、死に至るまで主に忠実であることを求められています。そうすれば、いのちの冠を得ることができるのです(10b)。
祈り:主よ、初めの愛を忘れると、形式的で喜びのない信仰生活に陥ってしまうことを学びます。どうか十字架の愛で私に触れ、私を満たしてください。主の愛で同労者たちを抱く者に変えてください。
一言:初めの愛に戻ろう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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