□4月26日(土)
冷たいか、熱いかであってほしい
ヨハネの黙示録3:14-22(15)
聖書本文
3:14 また、ラオディキアにある教会の御使いに書き送れ。『アーメンである方、確かで真実な証人、神による創造の源である方がこう言われる──。
3:15 わたしはあなたの行いを知っている。あなたは冷たくもなく、熱くもない。むしろ、冷たいか熱いかであってほしい。
3:16 そのように、あなたは生ぬるく、熱くも冷たくもないので、わたしは口からあなたを吐き出す。
3:17 あなたは、自分は富んでいる、豊かになった、足りないものは何もないと言っているが、実はみじめで、哀れで、貧しくて、盲目で、裸であることが分かっていない。
3:18 わたしはあなたに忠告する。豊かな者となるために、火で精錬された金をわたしから買い、あなたの裸の恥をあらわにしないために着る白い衣を買い、目が見えるようになるために目に塗る目薬を買いなさい。
3:19 わたしは愛する者をみな、叱ったり懲らしめたりする。だから熱心になって悔い改めなさい。
3:20 見よ、わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。
3:21 勝利を得る者を、わたしとともにわたしの座に着かせる。それは、わたしが勝利を得て、わたしの父とともに父の御座に着いたのと同じである。
3:22 耳のある者は、御霊が諸教会に告げることを聞きなさい。』」
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
ラオディキアにある教会の信仰は冷たくも熱くもありませんでした。つまり福音に対する情熱もなく、だからと言って拒否感を持っている訳でもありませんでした。彼らがそのようになった理由は、経済的な富に慣れ親しんだ生活で不自由を感じなくなっていたからです。しかし霊的に見る時、彼らは惨めで、哀れで、貧しくて、盲目で、裸の者でした。深刻なことに、彼らは自分たちの信仰が間違っている事実を悟りませんでした。自分の霊性がどんなに地に落ちているか、神様の御言葉に対してどんなに無感覚になっているか、自分の生活がどんなに汚染され汚れているのかを知らないでいました。まるで、盲目で、服を着ていない裸の者のように霊的武装が全く出来ておらず、様々な問題に対して、クリスチャンなのか、ノンクリスチャンなのか分からないような判断や生活しか出来なくなっていました。イエス様はそんな彼らの間違った信仰を厳しく叱られます。
主はそんな彼らをどのように助けられますか。第一に、彼らが主に来て火で精錬された金,白い衣、霊的目が見えるようにする目薬を買うように言われます。即ち、イエス様に出て行って主から救いの恵みを受け、所有することによって心が熱くなるようにされました。第二に、イエス様の懲らしめを心から受け入れて悔い改めるようにされました。そして主の御業に熱心になるようにされました。チャールズ・T・スタッド宣教師(Charles.T.Studd)は言いました。「私たちは情熱的になるべきです。年を重ねるほどもっと情熱的にならなければなりません」。第三に、主と持続的な愛の交わりを持つようにされました。主は聖徒たちの心の戸をノックしておられます。いつどこででも聖徒たちが心の戸を、開きさえすれば、主は親しく訪れ交わりを持って下さいます。そうすると聖徒たちの心が熱くなります。生ぬるかった信仰の原因は主との交わりが足りなく、主の代わりに他の事をもっと近づけるからです。
祈り:主よ、私もなまぬるい信仰生活をしていたことを認めざるをえません。主に近づき、主の熱い愛にあふれる者にならせてください。
一言:悔い改めてイエス様の恵みに集中しなさい
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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