□4月30日(水)
衣を洗い、子羊の血で白くした
ヨハネの黙示録7:1-17(14)
日毎の糧
御怒りの大いなる日に、その災難に耐えられる人は誰もいません(6:17)。しかし災難の中でも、神様はご自分の民を守られます。第六の封印の災難後、ヨハネは四人の御使いが地の四隅に立って地の四方の風を堅く抑えているのを見ました。彼らには地をも海をも損なう権威が与えられていました。またもう一人の御使いが生ける神の印をもって日の昇る方から上って来て、その四人の御使いたちに大声で叫んで言いました。「私達が神のしもべたちの額に印を押してしまうまで、地にも海にも木にも害を加えてはいけない(3)。」ヨハネは印を押された人々の数を耳にします。イスラエルの子孫のあらゆる部族の者が印を押され、144,000人でした。神様に選ばれた子供たちは、どんな患難の中でも神様の保護を頂きます。
その後、ヨハネが見ると、すべての国民、部族、民族、原語から、だれも数えきれないほどの大勢の群衆が、白い衣を着、なつめ椰子の枝を手にして御座と子羊の前に立って、大声で叫んで賛美していました。「救いは、御座に着いておられる私たちの神と、子羊にある」と。続いて、すべての御使いたちがひれ伏し神様を拝しました。白い衣を着た人々は、大きな患難から抜け出た者たちで、罪のゆえに汚れた衣を子羊の血で洗って白くされた人々でした。彼らは神の御座の御前にいて、昼も夜も神様に仕えました。この地上でも神様に仕える時、喜びがありますが、御座の前で神様に仕えることは何と幸いなことでしょうか。神様は彼らの上に幕屋を張られ、もはや飢え渇くこともなく、どんな炎熱も襲うことがありません。なぜなら子羊イエス様が彼らの牧者となり、いのちの水の泉に導いてくださるからです。また神様が彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださいます。神様の民たちに広げられる神の国の姿を見上げ待ち望むとき、大きな慰めを受け、希望が生まれます。
祈り:主よ、私が、子羊の血の恵みを得て御霊から印を押されたことで、患難の中でも、むしろ栄光あるものにされることを信じて感謝します。
一言:どんな艱難にも勝る子羊の血
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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