□5月4日(主日)
もう一つの井戸を掘った
創世記26:16-35(22)
日毎の糧
イサクが強盛になるとペリシテ人王アビメレクは彼を妬み、自分たちの領土からイサクを追い出そうとしました。ゲラルの谷間に天幕を張ったイサクは、彼の父アブラハムの時代に掘ってあった井戸を再び掘り、湧き水の出る井戸を見つけ、人々と家畜とを食べさせました。ところが、ペリシテ人であるゲラルの羊飼いたちが再び来て、その井戸は自分たちの土地にあるから、自分たちのものだと言って争いました。彼らは二回も、そのような方法でイサクが新しく掘った井戸を奪いました。その度に、イサクは譲って、そこから移って行き、ほかの井戸を掘って水を得ました。三か所目で掘った井戸については、ゲラルの羊飼いたちは争ってきませんでした。そこは、とても広い所でした。イサクは主が自分たちを広い所に導いて下さったことに感謝し、これから繁栄していくことを確信しました。イサクがベエル・シェバに上って行ったその夜に、主は彼に現れて仰せられました。主は彼と共にし、祝福し、子孫を増し加えることを約束されました。イサクはそこで祭壇を築き、主の御名を呼び求めて祈りました。
その頃、アビメレクはイサクに和親条約を申し出ました。自分達がイサクを憎んで追い出したにもかかわらず、イサクが益々強くなっていくのを見たからです。不信者であるアビメレクは、主がイサクと共におられることをはっきりと見たのです。イサクは一言責めた後、彼らの申し出を受け入れ、宴会を催し、共に飲んだり食べたりして、契約を結んで送り出しました。イサクとイサクの僕たちには信仰があったので、命の源のような井戸を譲って新しく挑戦することができました。祝福が神様から来ることを信じない時、井戸一つのために争うしかありません。しかし、イサクは祝福の源である主を信じたので、井戸一つに縛られることなく、新しい挑戦が出来ました。それで、神様は彼に驚くべき大きな祝福を与えて下さいました。
祈り: 主よ、祝福の源であられる神様を信じる時に譲ることができるのを学びました。私に譲る内面性をください。
一言:信じる者は譲ることができる
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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