□5月5日(月)
祝福されたヤコブ
創世記27:1-29(27)
日毎の糧
エサウは、イサクの祝福を受け継ぐことの出来る内面性を持っていませんでした(25:34、26:34-35)。このようなエサウに長子の権利の祝福を譲ることは、神様の御旨ではありませんでした(25:23)。それでもイサクがエサウに祝福を譲ろうとしたのは、伝統と自分の好みをもとに考えたからです。彼はエサウが作った美味しい料理を食べてから、彼を祝福しようとしました。これを聞いたリベカは、ヤコブをエサウのように変装させ、イサクの好みの料理を作って、ヤコブの手に持たせ、イサクの前に行かせました。イサクはヤコブをエサウだと思い込み、心から祝福しました。結局、ヤコブは神様の祝福を全て受けるようになりました。イサクが霊的に分別する力が疎くなった時、リベカは神様の御旨通りに祝福が受け継がれるように心を尽くしました。リベカがこのようにした理由は、二人の子供が胎内にいた時「兄が弟に仕える。」と神様が仰せられたからです(25:23)。
エサウは霊的な事柄に対して無関心で、神さまを慕い求める心がありませんでしたが、ヤコブはアブラハムに与えられた契約を継承する人になりたがっていました。それで、どうしても、その祝福を父イサクから得たいと切望しました。リベカの思慮分別とヤコブの霊的な望みは私たちが学ぶべき点です。只、彼らが完全に神様を信じたなら、嘘をつかなくても、神様がその御旨を成し遂げられたことでしょう。
祈り:主よ、あなたを慕い求める心を私にも与えて下さい。神様の祝福を受ける信仰の器となれるように祈ります。
一言:主を慕い求める心
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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