□5月13日(火)
主の目にかなうこと
列王記第二15:17-38(34)
聖書本文
15:17 ユダの王アザルヤの第三十九年に、ガディの子メナヘムがイスラエルの王となり、サマリアで十年間、王であった。
15:18 彼は【主】の目に悪であることを行い、一生の間、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤロブアムの罪から離れなかった。
15:19 アッシリアの王プルがこの国に来たとき、メナヘムは銀千タラントをプルに与えた。プルの援助によって、王国を強くするためであった。
15:20 メナヘムは、イスラエルのすべての有力者にそれぞれ銀五十シェケルを供出させ、これをアッシリアの王に与えたので、アッシリアの王は引き返し、この国にとどまらなかった。
15:21 メナヘムについてのその他の事柄、彼が行ったすべてのこと、それは『イスラエルの王の歴代誌』に確かに記されている。
15:22 メナヘムは先祖とともに眠りにつき、その子ペカフヤが代わって王となった。
15:23 ユダの王アザルヤの第五十年に、メナヘムの子ペカフヤがサマリアでイスラエルの王となり、二年間、王であった。
15:24 彼は【主】の目に悪であることを行い、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤロブアムの罪から離れなかった。
15:25 彼の侍従、レマルヤの子ペカは、彼に対して謀反を企て、サマリアの王宮の高殿で、ペカフヤとアルゴブとアルエを打ち殺した。ペカには五十人のギルアデ人が加わっていた。ペカはペカフヤを殺し、彼に代わって王となった。
15:26 ペカフヤについてのその他の事柄、彼が行ったすべてのことは、『イスラエルの王の歴代誌』にまさしく記されている。
15:27 ユダの王アザルヤの第五十二年に、レマルヤの子ペカがサマリアでイスラエルの王となり、二十年間、王であった。
15:28 彼は【主】の目に悪であることを行い、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤロブアムの罪から離れなかった。
15:29 イスラエルの王ペカの時代に、アッシリアの王ティグラト・ピレセルが来て、イヨン、アベル・ベテ・マアカ、ヤノアハ、ケデシュ、ハツォル、ギルアデ、ガリラヤ、ナフタリの全土を占領し、その住民をアッシリアへ捕らえ移した。
15:30 そのとき、エラの子ホセアはレマルヤの子ペカに対して謀反を企て、彼を打ち殺して、ウジヤの子ヨタムの第二十年に、彼に代わって王となった。
15:31 ペカについてのその他の事柄、彼が行ったすべてのことは、『イスラエルの王の歴代誌』にまさしく記されている。
15:32 イスラエルの王レマルヤの子ペカの第二年に、ユダの王ウジヤの子ヨタムが王となった。
15:33 彼は二十五歳で王となり、エルサレムで十六年間、王であった。彼の母の名はエルシャといい、ツァドクの娘であった。
15:34 彼は、すべて父ウジヤが行ったとおりに、【主】の目にかなうことを行った。
15:35 ただし、高き所は取り除かれなかった。民はなおも、高き所でいけにえを献げたり、犠牲を供えたりしていた。彼は【主】の宮の上の門を建てた。
15:36 ヨタムが行ったその他の事柄、それは『ユダの王の歴代誌』に確かに記されている。
15:37 そのころ、【主】はアラムの王レツィンとレマルヤの子ペカを、ユダに対して送り始められた。
15:38 ヨタムは先祖とともに眠りにつき、先祖とともにその父ダビデの町に葬られた。彼の子アハズが代わって王となった。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
ユダの王アザルヤの第三十九年に、メナヘムがイスラエルの王となりました。彼は主の目に悪であることを行い、イスラエルに罪を犯させたヤロブアムの罪から離れませんでした。アッシリアの王プルが攻めてくると、メナヘムはイスラエルのすべての有力者から供出させた銀五十シェケルと銀千タラントをプルに与えアッシリアから援助を得ようとしました。
メナヘムが死んだ後、息子ペカフヤが王となりましが、彼も主の目に悪であることを行いました。二年後、彼の侍従ペカの謀反により殺されました。ペカは二十年間王でしたが、彼もまた、主の前に悪であることを行い、ヤロブアムの罪から離れませんでした。ペカの時代にアッシリアの王ティグラト・ピレセルがイスラエルを占領し、多くの民をアッシリアに捕らえ移しました。エラの子ホセアが謀反を企て、ペカを打ち殺し、王となりました。
一方、ユダではペカの第二年に、ウジヤの子ヨタムが王となりました。ヨタムは、すべて父ウジヤが行ったとおり、主の目にかなうことを行いましたが、高き所は取り除きませんでした。そのため、民は偶像崇拝を続けました。
聖書は、王たちが主の目に悪を行ったか(18、24、28)、それとも主の目にかなうことを行ったか(34)を評価基準としています。主の目にかなう生活だけが意味あるのです。私たちが人の前ではなく主の前で、主の目にかなう生活が出来るように祈ります。
祈り:主の目にかなう生き方こそが私たちに与えられた祝福であり、意味のある生き方であることを悟ります。私たちだけでなく、私たちが属する集団に対しても主の恵みが与えられるように、よい影響力を持つことができるように助けてください。
一言:主の目にかなうこと
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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