□5月18日(主日)
一言も答えなかった
列王記第二18:17-37(36)
日毎の糧
アッシリアの王センナケリブは再びユダのエルサレムに迫り、使者ラブ・シャケを通してイスラエルを脅迫しました。彼は「いったい、おまえは何により頼んでいるのか。口先だけのことばが、戦略であり戦力だというのか。今おまえは、だれにより頼んでいるのか。私に反逆しているが。(19,20)」と言い、イスラエルの士気を挫こうとしました。さらに、イスラエルが降伏するなら、自分のぶどうと自分のいちじくを食べ、また自分の井戸の水を飲めるようになると誘惑しましたが、これらは虚偽に基づくものでした。また、神の御旨によって攻撃していると偽りの主張を行い、民の信仰を揺るがして神様とイスラエルの間を裂こうとしました。
アッシリアの戦略は神と人との関係を壊すサタンの策略と似ています。エデンの園でアダムとエバを惑わしたように、サタンもしばしば耳障りの良い言葉で人の信仰を揺るがそうとします。しかし、ヒゼキヤ王は民に「彼に答えるな」と命じ、イスラエルの民は沈黙を守りました。この対応は、神への信頼を貫く姿勢を示すものです。
私たちもまた、サタンの甘い誘惑に耳を傾けず、答えることなく、ただ神様の御言葉を信じ続けるべきです。困難の中でも、主に信頼して沈黙を守ることで、信仰による勝利を手にすることができます。最後まで神様を見上げ、主が与えてくださる勝利を信じて歩んでいきましょう。
祈り:私たちを誘惑する者、神様から離れさせようとする存在がいることを学びます。困難の時にこそ主だけを信頼し、主の御言葉を堅く守ることができるように助けてください。
一言:神様の御言葉を聞きましょう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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