□5月19日(月)
主だけが神である
列王記第二19:1-19(19)
日毎の糧
ヒゼキヤ王は、ラブ・シャケの甘い言葉に動揺しませんでした。人間的な解決策を探るのではなく、神様により頼みました。彼はラブ・シャケの言葉が神様を嘲笑し冒涜するものであることに怒り、衣を割いて主の宮に行きました。そして、長老たちを預言者イザヤのところに遣わして、祈りをささげてほしいと助けを求めました。イザヤは「恐れるな。今、神様が一つの霊をアッシリアの王に入れる。彼はあるうわさを聞いて自分の国に引き揚げ、その国で彼は剣で倒される」(6,7)と言って安心するように励ましました。イザヤの預言通りに、アッシリアの王はクシュの王の攻撃を受けて退きました。しかし、アッシリアの王はなおも脅迫の手紙をヒゼキヤに送り、エルサレムの占領を予告しました。サタンの戦略は、最後まで恐れを植えつけて、自ら降参するようにさせることです。
しかし、ヒゼキヤは恐れることなく、主の宮に上り、ラブ・シャケからの手紙を主の前に広げて切実に祈りました。「私たちの神、主よ。どうか今、私たちを彼の手から救ってください。そうすれば、他のすべての王国は、主よ、あなただけが神であることを知るでしょう」(19)。この祈りは、単に危機からの救いを求めるものではなく、「主だけが神様である」ことを世界万民が知ることを願う本質的な祈りでした。
私たちも、すべての人が、神様が生きておられることと、神様の栄光を見るように祈りましょう 。神様は、ご自分の栄光のために祈る時に、一番喜ばれ、確実に答えてくださるお方です。
祈り:私たちの前で起こる全てのことは主の栄光が現わされるために、時にかなって美しく主が働いてくださっていることを悟ります。どんな状況であっても、主の栄光が現わされるように祈り、より頼むように助けてください。
一言:神様の栄光がすべての所に満ちるように
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」