□6月2日(月)
わたしの民は知識がないので滅ぼされる
ホセア書4:1-19(6)
日毎の糧
イスラエルには必ずあるべきものがありませんでした。それは、真実と誠実と神様を知る知識です。必ずあるべきこの三つのものがなければ、異邦人にしかなさそうな罪がはびこるようになります。イスラエルにはのろいと欺きと人殺しと、盗みと姦通がはびこりました。流血に流血が続く悪循環が繰り返されました。神様を知る知識がないので、イスラエルは神様を見捨てて偶像のところに行きました。木に伺いを立て、山々の頂でいけにえをささげました。神様に結び合わされるべきなのに、偶像に結び合わされました。なぜ、このようになったのでしょうか。真実と誠実と神様を知る知識を退けたからです(1、6)。
一次的な責任は、イスラエル人ひとりひとりにあります。しかし、神様の律法を教え、守るべき祭司たちの責任も大きいです。彼らは神様を知る知識を退け、神様の律法を忘れました。彼らは、熱心に神様の律法を研究して民に教えるべきでした。しかし、彼らの心は神様の御言葉から離れていました。祭司たちは、いけにえに対する欲によって、目が暗くなりました。彼らは、いけにえに対する欲のために民が悔い改めるように助けることができませんでした。神様は彼らの栄光を恥に変えます(7)。彼らは食べても満たされず、姦淫しても増えることはありません(10)。
私たちは、まだ主を知らない兄弟姉妹たちに仕える祭司として立てられました。熱心に神様の御言葉を学び、神様を正しく知り、神様の御言葉に従う生活を、まず私たちがしなければなりません。そして、神様の御言葉に聞き従うように教えなければなりません。
祈り:真心もって誠実に主を学ぶことが、罪と滅びから私たちを守ってくれると悟ります。御言葉を熱心に学んで真実と誠実と知識が豊かにそなわるように助けてください。
一言:滅びないために持つべき知識
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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