□6月11日(水)
満腹したとき、心は高ぶり
ホセア書13:1-16(6)
日毎の糧
イスラエルが滅びた理由は、バアルを拝む偶像崇拝の罪を犯したからです。なぜイスラエルはバアルに口づけしたのでしょうか。豊かになりたがった欲のためです。バアルを崇拝しているカナン人が、物質的に豊かな生活をしているのを見て、自分達もそうなりたいと、彼らに従って行いました。貪欲が偶像崇拝であると言われているように、彼らは満腹したとき、心が高ぶり、神様を忘れました(6)。もっと豊かになろうと銀で鋳物の像を造り、自分の考えで偶像を造りました(2)。偶像は朝もやのように、朝早く消え去る露のように、打ち場から吹き散らされるもみがらのように、また、窓から出て行く煙のように、むなしいものです。
実際には、イスラエルが豊かになったのは、偶像によってではなく、神様によってです。神様は荒野で彼らを養ってくださいました。毎日、神様は彼らに食べ物を与えてくださいました。神様はエジプトの国にいたときから、彼らの神、主となり、導いてくださいました。「あなたはわたしのほかに神を知らない。わたしのほかに救う者はいない。(4)」主が彼らとともにおられ、導いてくださったので、今の彼らがいるのです。それを知らなければなりません。しかし、彼らは高慢になり、神様の恵みを忘れて偶像崇拝をしました。このような彼らを神様はどうされますか。子を奪われた雌熊のように彼らに出会い、その胸をかき裂きます。子を産む女のひどい痛みが彼のところに来ますが、時が来ても、彼は母の胎から出て来ません。結局、彼らは神様に逆らって神様から離れたので、剣に倒れるようになります。私たちは、決して神様の恵みを忘れてはなりません。神様は荒野で私たちを救い、食べさせてくださいました。今の恵みはすべて神様からのものです。それを知って感謝しなければなりません。
祈り:私と、私たちの集まりは、神様の祝福によって栄光を受けました。心高ぶらずに、祝福をよく担えるように助けてください。
一言:満腹したとき、謙遜に
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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