□6月13日(金)
香の煙は祈りと共に神の御前に立ち上った
ヨハネの黙示録8:1-13(4)
聖書本文
8:1 子羊が第七の封印を解いたとき、天に半時間ほどの静けさがあった。
8:2 それから私は、神の御前に立っている七人の御使いたちを見た。彼らに七つのラッパが与えられた。
8:3 また、別の御使いが来て、金の香炉を持って祭壇のそばに立った。すると、たくさんの香が彼に与えられた。すべての聖徒たちの祈りに添えて、御座の前にある金の祭壇の上で献げるためであった。
8:4 香の煙は、聖徒たちの祈りとともに、御使いの手から神の御前に立ち上った。
8:5 それから御使いは、その香炉を取り、それを祭壇の火で満たしてから地に投げつけた。すると、雷鳴と声がとどろき、稲妻がひらめき、地震が起こった。
8:6 また、七つのラッパを持った七人の御使いたちは、ラッパを吹く用意をした。
8:7 第一の御使いがラッパを吹いた。すると、血の混じった雹と火が現れて、地に投げ込まれた。そして地の三分の一が焼かれ、木々の三分の一も焼かれ、すべての青草も焼かれてしまった。
8:8 第二の御使いがラッパを吹いた。すると、火の燃えている大きな山のようなものが、海に投げ込まれた。そして海の三分の一が血になった。
8:9 また、海の中にいる被造物で、いのちのあるものの三分の一が死に、船の三分の一が壊された。
8:10 第三の御使いがラッパを吹いた。すると、天から、たいまつのように燃えている大きな星が落ちて来て、川の三分の一とその水源の上に落ちた。
8:11 この星の名は「苦よもぎ」と呼ばれ、水の三分の一は苦よもぎのようになった。水が苦くなったので、その水のために多くの人が死んだ。
8:12 第四の御使いがラッパを吹いた。すると太陽の三分の一と、月の三分の一、また星の三分の一が打たれたので、それらの三分の一は暗くなり、昼の三分の一は光を失い、夜も同じようになった。
8:13 また私は見た。そして、一羽の鷲が中天を飛びながら、大声でこう言うのを聞いた。「わざわいだ、わざわいだ、わざわいが来る。地上に住む者たちに。三人の御使いが吹こうとしている残りのラッパの音によって。」
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
子羊イエス様が第七の封印を解いたとき、天に半時間ばかり静けさがありました。そこには、何かが破れそうな緊張感がありました。ヨハネは、神の御前に立つ七つの御使いがいるのを見ました。彼らには七つのラッパが与えられました。七人の御使いがラッパを吹きならす前、他の御使いが祭壇のところに立ちました。その御使いは金の香炉に香を満たし、すべての聖徒の祈りと共に御座の前にある金の祭壇の上にささげました。香の煙は聖徒たちの祈りとともに、御使いの手から神の御前に立ち上りました。それから、御使いは、その香炉を取り、祭壇の火でそれを満たしてから、地に投げつけました。すると、雷鳴と声といなずまと地震が起こりました。これは神様が聖徒たちの祈りを受け取られたことと、祈りの応答として災いが地に落ちたことを示してくれます。即ち、神様が聖徒たちの祈りを用いられたのです。それは、迫害と蔑視を受けていた聖徒たちに大きな慰めと力になったはずです。終わりの時に私たちの祈りを受け取られる神様を迎え入れる時、私たちは勇気づけられます。
七人の御使いたちが順にラッパを吹きならすと、災いが連続的に起こりました。第一から第四までのラッパの災いは環境破壊に焦点を合わしています。
本当に恐ろしい災いばかりです。これらの災いは罪に対する神様の審判を現わしています。このラッパの災いに会った時、私たちは神様の御前で最後まで信仰を守り、兄弟姉妹たちが神様に立ち返ることのために励まなければなりません。
祈り:主よ、どのような災いや困難なことが起ころうと、私たちの信仰を守ってください。主の愛と力に頼って、祈りと福音の御業に励むことが出来るように導いて下さい。
一言:祈りと伝道に励もう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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