□6月22日(主日)
心を一つにして祈っていた
使徒の働き1:12-26(14)
日毎の糧
イエス様が天に上っていかれると、残った弟子たちは何をしたでしょうか。彼らはエルサレムに戻り、イエス様のお言葉通り待つことにしました。彼らはただ待っているだけではなく、屋上の部屋に上がると、みんなで心を一つにして祈っていました。
このような光景は今まで弟子たちの間にはありませんでした。イエス様がおられたころは、弟子たち同士で競争し、心を一つにするどころかライバル視していたほどです。ところが、この祈りの中では、男女関係なく心を一つにしていたとあります。この集まりには壁がありませんでした。集う120人が、条件なく、心一つに合わせられる祈りの場所でした。その中で彼らは熱心に祈りを捧げていたことでしょう。
主イエス様は「二人か三人がわたしの名において集まるところには、わたしもその中にいるのです。」と仰せられました(マタイ18:20)。イエス様は天に上っておられないのではありません。彼らと共におられ、祈りを聞いていてくださいます。そして彼らの中に聖霊という助け手を送ってくださいます。弟子たちがエルサレムにとどまり、祈ることは聖霊の器を築く作業でした。そして、ペテロは詩篇の言葉を引用し、一人欠けた十二弟子の追加として、くじを引き、マッティアを新たに加え、器のかけを戻しました。主のわざを担うにあたり、心を一つにして祈ることほど大切なことはないと聖書は教えています。あなたの使命の場所にもあなたと共にいる方、あなたと同労する方がおられます。どうか心を一つにして祈り、聖霊の器を整えてゆきましょう。
祈り:自分の中にある足りなさ、不足を見るのではなく、互いに祈り、心を合わせることが大切だと学びます。どうか心を合わせて祈る中で聖霊の器ができてゆくように導いてください。
一言:心を合わせて祈りましょう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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