□6月29日(主日)
この方以外には、だれによっても救いはありません
使徒の働き4:1-22(12)
日毎の糧
ペテロとヨハネが民に話しかけているところに、祭司たち、宮の守衛長、サドカイ人がやってきて二人を捕らえました。翌日、ペテロとヨハネは民の指導者たち、長老たち、律法学者たち、大祭司アンナス、カヤパをはじめとする大祭司の一族から尋問を受けました。これは、かつてイエス様が逮捕され尋問を受けた時と同じです。彼らは弟子たちに何の権威と名によってしたのかと責めました。しかし、この時ペテロは聖霊に満たされて、十字架につけ、神が死者の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの名によると答えました。そして、イエス様以外には、だれによっても救いはない、天の下でこの御名のほかに、救われるべき名は人間に与えられていないと宣言しました。祭司長たちはペテロの大胆さに驚き、脅して、その名を使用しないように抑え込もうとしました。しかし、ペテロとヨハネは人に聞き従うより、神に聞き従うべきだと譲りませんでした。そして、自分たちが見たことや聞いたことを話さないわけにはいかないとしました。祭司長たちは人々の手前、手荒な真似をすることはできず、弟子達を脅かすことしかできませんでした。
以前の弟子たちであれば、臆病風に吹かれてしまったかもしれません。どうしてここまで大胆になれたのでしょうか。それは、聖霊に満たされていたからです。彼らの力ではありません。神様が彼らを助けてくださいました。そして弟子たちはイエス・キリストの証人です。イエス様がなされたことを目撃した証人です。証人とは事実をありのまま伝えることです。私たちはいろんな環境に置かれていると思います。キリストを捻じ曲げようとする力もあります。でも、真っ直ぐに私たちが経験したこと、キリストの事実を聖霊様の助けによって伝え続けるようにお祈りいたします。
祈り:置かれている状況や対人関係から、キリストを捻じ曲げようとする時になっても、どうか私に大胆さを聖霊様によって与えてください。ただキリストの名だけを真っ直ぐにあかしできるように支えてください。
一言:キリストの御名によってしか救いはありません
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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