□7月15日(火)
ベニヤミンの分は、ほかの者の五倍
創世記43:1-34(34)
日毎の糧
ヤコブの家は、エジプトから買って来た食糧が尽きて、またエジプトに行かなければならなくなりました。ユダはエジプトの総理大臣のことを話し、必ずベニヤミンを連れて行かなければならないとヤコブを説得しました。ユダは自分が弟の保証人になって、彼をお父さんの前に再び立たせると約束しました。過去、ヨセフを売る時には先頭に立っていた彼が、すっかりと変わっていました(創37:26,27)。ヤコブはベニヤミンをエジプトに連れていくことを許しました。また、贈り物として地域の名産と、乳香と蜜を少々、樹膠と没薬、ピスタチオとア-モンドを持っていくようにさせ、そしてすべてのことを全能の神様に委ねました(14)。
兄たちはベニヤミンと一緒に総理大臣であるヨセフの前に立ちました。ヨセフはベニヤミンを見た瞬間、胸が熱くなって泣きたくなり、急いで奥の部屋に入って、そこで泣きました。また、ヨセフの食卓から彼らの分が与えられた時、ベニヤミンの分は、ほかの者より五倍も多くしました。ヨセフは、過去に自分にしたように、兄たちがベニヤミンを妬んでいるかどうかを試みました。妬みは、大したものではないように思えます。しかし、その妬みの罪を悔い改めないなら、死に至ります。罪から来る報酬は死です、とある通りです。(ローマ6:23)ヨセフは私情を捨てて兄たちが悔い改めるように助けようとしました。兄たちを助けるヨセフの愛は、私たちを罪から救おうとするキリストの愛の予表と言えます。
祈り:私に向けられた主の愛は、罪の赦しと主との和解であることを感謝します。主の愛を受けた者として、人々にキリストの赦しの愛を伝えることができますよう祈ります。
一言:罪の問題を解決する主イエスの愛
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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