□7月19日(土)
選り抜きの勇士
歴代誌第一7:1-8:40(7:40)
日毎の糧
7章と8章には、イッサカル族、ベニヤミン族、ナフタリ族、マナセ族、エフライム族、アシェル族の系図が記録されています。その中で、イッサカル(7:1-5)、ベニヤミン(7:6-12)、アシェル(7:30-40)の部族の系図は、族長たちを「勇士」「選り抜きの勇士」と呼んでいます。また、戦いに備えた部隊の数も記録しています。なぜ、この部族の長たちを「勇士」「選り抜きの勇士」と記録したのでしょうか。そして、民たちが戦いに備えた部隊だと言えるのでしょうか。これは、彼らの先祖であるイスラエル十二部族が神様の御前で罪を犯す前は、勇敢な戦士として戦いに出て行き、勝利できるほどの人々であったことを示すためです。本来、彼らは神様から選ばれた勇士たちでした。ところが、彼らが神様の御前で不信の罪を悔い改めなかった時(9:1)、彼らは捕虜として連れて行かれるほど、無力になりました。それでも、彼らが神様に立ち返るなら、神様は彼らをもう一度、選り抜きの勇士にしてくださるのです。それだけではありません。バビロン捕囚から戻って来た民たちの中には、再建の難しさや生活苦から、自分たちがみすぼらしく見えていた人たちもいたことでしょう。荒れ果てたエルサレムで、どのようにして、再びダビデ王国の栄華を回復させることができるのか、と疑う人々もいました。しかし、彼らの先祖たちと共におられた神様が、彼らと共におられるなら、彼らも選り抜きの勇士になることができ、戦いに出て行って勝利する勇士になることができます。このことを覚える時、いくら今はみすぼらしく見えても、望みを持って生きることができます。神様は、平安と将来と希望を与える神様です(エレミヤ29:11)。
祈り:神様が共におられるなら、どんな困難も乗り越えられる力が与えられることを信じます。私が選り抜きの勇士として、勝利の人生を歩むことができるように助けてください。
一言:私は選り抜きの勇士
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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