□7月20日(主日)
神の宮の奉仕に熟練した勇士たち
歴代誌第一9:1-44(13)
聖書本文
9:1 全イスラエルは系図に記載された。それは『イスラエルの王の書』にまさしく記されている。ユダは、その不信の罪のゆえに、バビロンに捕らえ移されていた。
9:2 彼らの所有地である彼らの町々に戻って来て最初に住みついたのは、イスラエルの人々、祭司たち、レビ人および宮のしもべたちであった。
9:3 エルサレムには、ユダ族、ベニヤミン族、エフライムおよびマナセ族の者が住んだ。
9:4 アミフデの子ウタイ。アミフデはオムリの子、オムリはイムリの子、イムリはバニの子。バニはユダの子ペレツの子孫である。
9:5 シロ人からは、長子アサヤとその子孫。
9:6 ゼラフ族からは、エウエルとその同族六百九十人。
9:7 ベニヤミン族からは、サル。彼はセヌアの子ホダウヤの子であるメシュラムの子。
9:8 エロハムの子イブネヤ、ミクリの子ウジの子エラ、イブニヤの子レウエルの子であるシェファテヤの子メシュラム。
9:9 ならびに彼らの家系の同族九百五十六人。これらはみな、父祖の家ごとの一族のかしらに当たる人たちであった。
9:10 祭司たちからは、エダヤ、エホヤリブ、ヤキン、
9:11 ヒルキヤの子アザルヤ。ヒルキヤはメシュラムの子、メシュラムはツァドクの子、ツァドクはメラヨテの子、メラヨテは神の宮のつかさアヒトブの子である。
9:12 エロハムの子アダヤ。エロハムはパシュフルの子、パシュフルはマルキヤの子である。またアディエルの子マサイ。アディエルはヤフゼラの子、ヤフゼラはメシュラムの子、メシュラムはメシレミテの子、メシレミテはイメルの子である。
9:13 彼らの同族で一族のかしらたちは千七百六十人。彼らは、神の宮の奉仕の仕事に熟練した勇士たちであった。
9:14 レビ人からは、メラリ族のハシャブヤの子アズリカムの子ハシュブの子であるシェマヤ。
9:15 また、バクバカル、ヘレシュ、ガラル、マタンヤ。マタンヤはアサフの子ジクリの子であるミカの子。
9:16 オバデヤ。彼はエドトンの子ガラルの子であるシェマヤの子。そしてベレクヤ。彼はネトファ人の村々に住んだエルカナの子アサの子であった。
9:17 門衛はシャルム、アクブ、タルモン、アヒマンで、彼らの兄弟シャルムがかしらであった。
9:18 彼は今日に至るまで、東方にある王の門にいる。この人々はレビ人の宿営の門衛であった。
9:19 コラの子エブヤサフの子であるコレの子シャルムと、その父の家に属する彼の兄弟たち、すなわちコラ人は、その奉仕の務めに就き、天幕の入り口を守る者となった。彼らの一族は【主】の宿営の門口を守る者であった。
9:20 かつてはエルアザルの子ピネハスが彼らの長であり、【主】が彼とともにおられた。
9:21 メシェレムヤの子ゼカリヤは会見の天幕の戸口を守る門衛であった。
9:22 入り口にいる門衛として選ばれたこれらの人たちは、合わせて二百十二人であった。彼らはそれぞれの村で系図に記載された。ダビデと予見者サムエルが、彼らの忠実さに基づいて、この職務を定めたのである。
9:23 彼らとその子らは、守衛として【主】の宮すなわち天幕の家の門を受け持った。
9:24 四方、すなわち東、西、北、南に門衛がいた。
9:25 彼らの村々の同胞は、七日目ごとに来て、決まった時から決まった時まで、彼らとともにいなければならなかった。
9:26 門衛の長である四人のレビ人は信任を得て、神の宮の脇部屋および宝物倉を受け持った。
9:27 彼らは神の宮の周りで夜を過ごした。彼らには任務が課せられていて、朝ごとに鍵を開けたからである。
9:28 彼らの中のある者は、奉仕のための器具を受け持った。数を合わせてこれらを運び入れ、数を合わせてこれらを運び出した。
9:29 また彼らの中のある者は、用具、すべての聖なる用具と、小麦粉、ぶどう酒、油、乳香、バルサム油の管理を割り当てられた。
9:30 祭司の子の中には、バルサム油の香料を調合する者たちもいた。
9:31 レビ人の一人、コラ人シャルムの長男とマティテヤは、平たい菓子を作る務めを任された。
9:32 また、ケハテ族の彼らの同胞のうちには、並べ供えるパンを担当し、安息日ごとに用意する者たちもいた。
9:33 これらは歌い手で、レビ人の一族のかしらであり、各部屋にいて、ほかの務めを免れていた。昼となく夜となく彼らはその務めに携わったからである。
9:34 この人たちは、レビ人の一族のかしらであり、その家系のうちのおもだった者であった。彼らはエルサレムに住んだ。
9:35 ギブオンにはギブオンの父エイエルが住んだ。その妻の名はマアカ。
9:36 その子は、長子アブドン、それにツル、キシュ、バアル、ネル、ナダブ、
9:37 ゲドル、アフヨ、ゼカリヤ、ミクロテ。
9:38 ミクロテはシムアムを生んだ。彼らも、その兄弟たちとともに、向かい合ってエルサレムに住んだ。
9:39 ネルはキシュを生み、キシュはサウルを生み、サウルはヨナタン、マルキ・シュア、アビナダブ、エシュバアルを生んだ。
9:40 ヨナタンの子はメリブ・バアル。メリブ・バアルはミカを生んだ。
9:41 ミカの子はピトン、メレク、タフレア。
9:42 アハズはヤアラを生み、ヤアラはアレメテ、アズマウェテ、ジムリを生み、ジムリはモツァを生んだ。
9:43 モツァはビンアを生んだ。その子はレファヤ、その子はエルアサ、その子はアツェル。
9:44 アツェルには六人の子がいた。その名は次のとおりである。アズリカム、ボクル、イシュマエル、シェアルヤ、オバデヤ、ハナン。これらはアツェルの子であった。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
イスラエルの民たちは不信の罪のために、バビロンに捕らえ移されていました。しかし、神様は、約束された通りに七十年が過ぎた後、再びエルサレムに帰れるようにしてくださいました。七十年も過ぎると、イスラエルの民は外国での生活に慣れ、安定した生活を送るようになっていたと思われます。また、祖国を知らない新しい世代が生まれ、世代交代も起こっていたことでしょう。そんなバビロンでの安定した生活を放棄して、荒れ果てたエルサレムに戻ってくることは容易なことではありませんでした。それでも、エルサレムに戻って来て最初に住みついた人々がいました。彼らは、祭司たち、レビ人および宮のしもべたちでした。また、ユダ族とベニヤミン族とエフライムおよびマナセ族の者も住みつきました。
祖国再建の中心となった場所は、エルサレムでした。そこに神の宮があったからです。神の宮に仕えるために戻ってきた祭司たちを、聖書は、「神の宮の奉仕に熟練した勇士たちであった」(13)と評価しています。レビ人たちは様々な陰の仕事を担いました。門衛たちは、神殿の敷地内に人が勝手に入らないように守りました。神様の聖さに対する畏敬の念が共同体の中で保たれるようにしたのです。また、奉仕のための器具の管理や、パンの用意、香料の調合を担当した人たちもいました。安息日を毎週準備しました。歌い手たちは、昼も夜も、礼拝の雰囲気を整えるために熱心に働きました。神様は、門衛であっても、歌い手であっても、どんな姿であっても、神様に仕える人々を尊く思われます。あなたは、どんな姿で主の宮に仕えていますか。どんな小さな仕えであっても、主はあなたの仕えを喜び、尊ばれます。
祈り:どんな形であれ、神様に仕えることは、神様が大いに喜ばれるということを学びます。どんなに小さなことでも神様に仕えることを誇りとし、神様に尊ばれる人生を歩めるように祈ります。
一言:門衛も器具の管理者も、同じように尊い
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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