□8月2日(土)
子羊は打ち勝ちます
ヨハネの黙示録17:1-18(14)
日毎の糧
鉢をもつ御使いのひとりが、使徒ヨハネに、大淫婦に対するさばきを見せようと言いました。大淫婦の名は、「大バビロン(5)」でした。ここで「バビロン」はローマ帝国を象徴していますが、より根本的には、神様に敵対して偶像を崇拝する世を指します。淫婦バビロンは淫行によって世を汚しました(2)。人々を誘惑して、様々な偶像とお金、快楽、名誉を崇拝するようにさせました。また、淫婦バビロンは、神様を冒涜する名前で満ちている緋色の獣に乗りました(3)。緋色の獣は神様を冒涜し、神様の民を無視します。「緋色の獣に乗っている」というのは、その獣と深い関係性を結んでいるということです。淫婦バビロンは、神様を離れますが、獣とは深い関係性を結び、神様を冒涜して聖徒たちを迫害して苦しめました。まるでお酒を飲むように聖徒たちの血とイエス様の証人たちの血を飲みました(6)。淫婦が乗った緋色の獣は、七つの頭と十本の角を持っていました。七つの頭と十本の角は、神様に敵対する反キリスト教的な勢力を指します。淫婦と獣と七つの頭と十本の角は、互いに協力して、神様と神様の民たちに敵対します。サタンは反キリスト教的な世の権力を用いて、教会と聖徒たちを苦しめます。信仰を諦めるように経済的に圧迫して、時には刑務所に入れます。サタンの勢力は、最後まで王の王であられる子羊イエス様と戦おうとします。しかし、この戦いの勝者は、王の王イエス様です。勝利した子羊イエス様を信じ、イエス様とともにいる者たちが最後の勝利者となります。一世紀の聖徒たちは、巨大なローマに比べてあまりにもみすぼらしくてぜい弱でした。すぐにでも教会はつぶれて消えてしまいそうに見えました。しかし、勝利した子羊イエス様が教会を支えてくださる時、ローマ帝国のあちこちに教会が建てられました。子羊イエス様とイエス様が支える教会は、必ず勝利します。この事実を信じる私たちは、絶望と困難の中でもあきらめません。最後の勝利を信じるので、現在の苦難に耐えて、福音を伝える生活をします。
祈り:主の主、王の王であられるイエス様、私たちの教会を支えて下さり感謝します。私たちが最後まで忠実に主とともにいるようにお守りください。
一言:子羊とともにいる者
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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