□8月9日(土)
見よ、私はすぐに来る
ヨハネの黙示録22:1-9(7)
聖書本文
22:1 御使いはまた、水晶のように輝く、いのちの水の川を私に見せた。川は神と子羊の御座から出て、
22:2 都の大通りの中央を流れていた。こちら側にも、あちら側にも、十二の実をならせるいのちの木があって、毎月一つの実を結んでいた。その木の葉は諸国の民を癒やした。
22:3 もはや、のろわれるものは何もない。神と子羊の御座が都の中にあり、神のしもべたちは神に仕え、
22:4 御顔を仰ぎ見る。また、彼らの額には神の御名が記されている。
22:5 もはや夜がない。神である主が彼らを照らされるので、ともしびの光も太陽の光もいらない。彼らは世々限りなく王として治める。
22:6 御使いは私に言った。「これらのことばは真実であり、信頼できます。」預言者たちに霊を授ける神である主は、御使いを遣わして、すぐに起こるべきことをしもべたちに示された。
22:7 「見よ、わたしはすぐに来る。この書の預言のことばを守る者は幸いである。」
22:8 これらのことを聞き、また見たのは、私ヨハネである。私は、聞いたり見たりした後に、これらのことを示してくれた御使いの足もとにひれ伏して、礼拝しようとした。
22:9 すると、御使いは私に言った。「いけません。私はあなたや、預言者であるあなたの兄弟たち、この書のことばを守る人々と同じしもべです。神を礼拝しなさい。」
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
御使いは使徒ヨハネにいのちの水の川を見せました。その川は、どれくらいきれいでしたか。澄んだ水晶のようでした。いのちの水の川は神様と子羊との御座から出て流れ、都の大通りの中央を流れていました。川の両岸には、いのちの木があって、十二の実がなりました。その木の葉は諸国の民を癒やしました。都にはもはや病んで痛む者はいません。都には罪もなく、神様のさばきもありません。
都の中には神様と子羊との御座もあって、そのしもべたちは神様に仕えます。彼らは、愛する神様の御顔を仰ぎ見て交わります。そこには夜がありません。ともしびの光も太陽の光もいりません。なぜなら、神様が自ら彼らを照らされるからです。信じる者たちは永遠に主とともに王となります。イエス様はこのような御国を私たちに与えて下さる為に再び来られます。
しかし、新しい天と新しい地の啓示は幻想的すぎて、信じ難いかもしれません。御使いは、使徒ヨハネに対して念を押して言いました。「これらのことばは真実であり、信頼できます。」使徒ヨハネに与えられた啓示は必ず成就されます。まだ成就されてない御言葉もいつかは成し遂げられます。特に7節では、御使いをとおして、イエス様の啓示を受け、「すぐに来る」という約束を頂きました。「すぐに」という単語には「直ちに」と「いきなり」という意味があります。イエス様はもっと多くの人々を救う為に時を延ばしておられますが、予期せぬ時、突然来られます。ですから、信者たちはすぐに来るイエス様を待ち望み、他の何よりも御言葉を守るべきです。「見よ、わたしはすぐに来る。この書の預言のことばを守る者は幸いである。(7)」罪とサタンの誘惑と危険が強くなっても、これに妥協せず、最後まで神様の御言葉を守る者が幸いです。
祈り:主よ、イエス様を待ち望んですべきものが何であるかを教えて下さり、感謝します。どんな時にも主の御言葉を守れるように助けて下さい。
一言:御言葉を守りなさい
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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