□8月23日(土)
はっきりと分かりました
使徒の働き10:17-35(34)
日毎の糧
ぺテロが幻について思い巡らしていると、コルネリウスの遣わした三人のしもべ達が皮なめしシモンの家の前に到着しました。御霊は、ペテロが彼らと会う前に、彼らと一緒に行くよう、先に指示を与えました。それでペテロは、彼らの話を聞きに行き、迎え入れて、いったん家に泊まらせました。
翌日、ペテロは彼らと一緒にカイサリアに出かけました。コルネリウスは親族や親しい友たちを呼び集め、彼を待っていました。通常、ユダヤ人が外国人と交わったり、訪問したりすることは、法的に(ユダヤの律法で)許されていません。ところが、神様はペテロに、どんな人のことでもきよくないとか、汚れているとか言ってはならないと示してくださいました。それでペテロは神様の御旨を受け入れ、招きを断らず、コルネリウスを訪問しました。コルネリウスは、ペテロを家に迎え入れ、御使いが自分に現れたこと、またペテロを招くようになった次第を説明しました。ペテロはコルネリウスとの出会いを通して、神様がえこひいきをする方ではないことをはっきりと分かるようになりました。どこの国の人であっても、神を恐れて義を行うのなら、神様はその人を受け入れて下さることを悟るようになりました。初代教会の指導者であり、強い選民意識をもって生きていたユダヤ人ペテロと、異邦人でありながらも神を恐れ、義を行っていたコルネリウスを、神様が引き合わせてくださいました。民族や伝統の違いを乗り越えて、福音によって二人は神様の中で一つの兄弟になることができました。
祈り:ユダヤの伝統に縛られていたペテロと、異邦人コルネリウスを出会わせた神様、あなたがどんな方で、何を願われるかを悟らせてくださり感謝します。私が自分の偏見や固定観念から抜け出し、神様の御旨を悟って従うように助けてください。
一言:神はえこひいきする方ではありません
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」