□9月12日(金)
ダビデとその家来たちの手に
歴代誌第一20:1-8(8)
聖書本文
20:1 年が改まり、王たちが出陣する時期になった。ヨアブは軍勢を率いてアンモン人の地を打ち滅ぼし、ラバに来てこれを包囲した。しかしダビデはエルサレムにとどまっていた。ヨアブはラバを討って、これを破壊した。
20:2 ダビデは、彼らの王の冠をその頭から奪い取った。それは金一タラントの重さがあり、宝石がはめ込まれていた。その冠はダビデの頭に置かれた。彼は、その町から非常に多くの分捕り物を持ち去った。
20:3 彼はそこの人々を連れ出して、石のこぎりや、鉄のつるはし、斧を使う労働に就かせた。ダビデはアンモン人のすべての町に対して、いつもこのようにしていた。ダビデとすべての兵はエルサレムに帰った。
20:4 その後のこと、ゲゼルでペリシテ人との戦いが起こった。そのとき、フシャ人シベカイはレファイムの子孫の一人シパイを打ち殺した。こうして、ペリシテ人は征服された。
20:5 再びペリシテ人との戦いがあったとき、ヤイルの子エルハナンは、ガテ人ゴリヤテの兄弟ラフミを打ち殺した。ラフミの槍の柄は、機織りの巻き棒のようであった。
20:6 再びガテで戦いがあったとき、そこに、指が六本ずつ、二十四本ある背の高い男がいた。彼もラファの子孫であった。
20:7 彼はイスラエルをそしったが、ダビデの兄弟シムアの子ヨナタンが彼を打ち殺した。
20:8 これらはガテのラファの子孫で、ダビデとその家来たちの手にかかって倒れた。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
年が改まり、王たちが出陣する時期になりました。ヨアブは軍勢を率いてアンモン人の首都ラバを討って、これを破壊しました。ダビデは、金一タラントの重さがある王の冠を奪い取り、さらにその町から非常に多くの分捕り物と奴隷を得ました。その後、ペリシテ人との戦いが起こりました。そのとき、フシャ人シベカイはレファイムの子孫の一人シパイを打ち殺しました(4)。ヤイルの子エルハナンは、ガテ人ゴリヤテの兄弟ラフミを打ち殺しました。ラフミの槍の柄は、機織りの巻き棒のようでした(5)。ダビデの兄弟シムアの子ヨナタンは指が六本ずつ、二十四本ある背の高いイスラエルをそしったガデ人の男を打ち殺しました(6,7)。
ペリシテ人との三回の勝利は、過去ダビデがゴリヤテを倒したことを思い出させます。「これらはガテのラファの子孫で、ダビデとその家来たちの手にかかって倒れた(8)」。ダビデの家来たちの手はダビデの手と同じでした。ダビデと同様に彼の家来たちも、神様の祝福によって行く先々で勝利し、敵の堅固な町々も攻略しました。
祈り:私たちを主の働き手として遣わしてくださり感謝します。主が下さる力と霊によって委ねられたものを忠実に担うようにどうか助けてください。
一言:ダビデの手のように
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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