□9月14日(主日)
オルナンの打ち場で答えられた神様
歴代誌第一21:18-22:1(21:28)
聖書本文
21:18 そこで、【主】の使いは、ダビデにこう伝えるようガドに言った。「ダビデは上って行って、エブス人オルナンの打ち場に、【主】の祭壇を築かなければならない。」
21:19 ダビデは、ガドが【主】の御名によって語ったことばにしたがって上って行った。
21:20 オルナンが振り返ると御使いが見えた。彼とともにいた四人の息子たちは身を隠したが、オルナンは小麦の打穀をしていた。
21:21 ダビデがオルナンのもとに行くと、オルナンはそれを見てダビデに気づき、打ち場から出て来て、地にひれ伏して礼をした。
21:22 ダビデはオルナンに言った。「この打ち場の地所を私に譲っていただきたい。そこに【主】のために祭壇を建てたい。十分な金額で、それを私に譲っていただきたい。そうすれば民への主の罰は終わるだろう。」
21:23 オルナンはダビデに言った。「わが主、王よ。どうぞ受け取って、お気に召すようになさってください。ご覧ください。全焼のささげ物のための牛、薪にできる打穀機、穀物のささげ物のための小麦も差し上げます。すべて差し上げます。」
21:24 ダビデ王はオルナンに言った。「いや、私はどうしても十分な金額で買いたい。あなたのものを【主】に献げるわけにはいかない。費用もかけずに全焼のささげ物を献げたくないのだ。」
21:25 そしてダビデは、その地所の代金として、金の重さで六百シェケルをオルナンに支払った。
21:26 ダビデは、そこに【主】のために祭壇を築き、全焼のささげ物と交わりのいけにえを献げ、【主】を呼んだ。主は、全焼のささげ物の祭壇の上に天から火を下し、彼に答えられた。
21:27 【主】が御使いに命じられたので、御使いは剣をさやに収めた。
21:28 そのとき、ダビデは【主】がエブス人オルナンの打ち場で彼に答えられたのを見て、そこでいけにえを献げた。
21:29 モーセが荒野で造った【主】の幕屋と全焼のささげ物の祭壇は、そのときギブオンの高き所にあった。
21:30 しかしダビデは、神を求めてその前に出て行くことができなかった。【主】の使いの剣におびえたからである。
22:1 そこで、ダビデは言った。「これこそ神である【主】の宮だ。これこそイスラエルの全焼のささげ物の祭壇だ。」
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
主の使いは先見者ガドを通して「ダビデは上って行って、エブス人オルナンの打ち場に、主のための祭壇を築かなければならない。」とダビデに告げました。ダビデは主の言葉に従って、祭壇を築き、全焼の捧げ物と交わりのいけにえを献げました。神様は祭壇の上に、火を下してダビデに答えられ、主の御使いに命じて剣をさやに収めさせました。それで神様が下された災いが止まりました。ダビデは、神様がオルナンの打ち場で答えられたのを見て、そこでいけにえを献げました。当時、主の幕屋と全焼のいけにえの祭壇はギブオンの高き所にありましたが、神様はオルナンの打ち場でいけにえを献げるように言われ、そこで答えられました。これは、そこが将来、主の宮が立てられる場所だったからでした。ダビデはこの事実を悟って「これこそ神である主の宮だ。これこそイスラエルの全焼のささげ物の祭壇だ。」(22:1)と言いました。
オルナンの打ち場に主の宮が立てられることは、神様がイスラエルだけでなく異邦人たちも受け入れてくださる方であることを示しています。さらに、神様が指定された所でいけにえを献げる時、神様は御怒りを止めてくださいます。
主の宮は神様が私たちの祈りを聞かれ、私たちの罪の贖いのいけにえを受け取られる場所です。この主の宮は、十字架上で私たちの罪のために死なれ、よみがえられたイエス様によって完成されました。神様が遣わされた救い主イエス様を信じて、神様に出て行って正しい方法で礼拝する者は、どこにいても罪が赦され、神様と愛の交わりを持つことができます。
祈り:イエス様の十字架と蘇りによって示された愛によって、すべての人に主との愛の交わりが開かれたこと、これまでも、これからも応えてくださる神様であることに感謝します。今日もあなたの愛を体験するように、良い交わりを持つことができるように助けてください。
一言:イエス様を信じて神様に出て行く時
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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