□11月18日(火)
ユダのすべての町を巡回して、民の間で教えた
歴代誌第二17:1-19(9)
聖書本文
17:1 彼に代わって、彼の子ヨシャファテが王となり、イスラエルに対して勢力を増し加えた。
17:2 彼はユダにあるすべての城壁のある町々に軍隊を置き、ユダの地と、彼の父アサが攻め取ったエフライムの町々に守備隊を置いた。
17:3 【主】はヨシャファテとともにおられた。彼がその先祖ダビデの最初の道に歩んで、バアルの神々に求めず、
17:4 父祖の神に求め、その命令にしたがって歩み、イスラエルの行いに倣わなかったからである。
17:5 【主】は、王国を彼の手によって確立された。ユダの人々はみなヨシャファテに貢ぎ物を持って来たので、彼には富と誉れが豊かに与えられた。
17:6 彼の心は【主】の道を大いに誇りとし、彼はさらに、高き所とアシェラ像をユダから取り除いた。
17:7 彼はその治世の第三年に、彼の高官たち、ベン・ハイル、オバデヤ、ゼカリヤ、ネタンエル、ミカヤを遣わして、ユダの町々で教えさせた。
17:8 彼らとともにレビ人も同行した。すなわち、シェマヤ、ネタンヤ、ゼバデヤ、アサエル、シェミラモテ、ヨナタン、アドニヤ、トビヤ、トブ・アドニヤなどのレビ人である。また、彼らとともに、祭司のエリシャマとヨラムも同行した。
17:9 彼らはユダで教えた。【主】の律法の書を携え、ユダのすべての町を巡回して、民の間で教えた。
17:10 【主】の恐れが、ユダの周りの地のすべての王国にあったので、ヨシャファテに戦いを仕掛ける者はいなかった。
17:11 ペリシテ人の中には、ヨシャファテに貢ぎ物と税としての銀を持って来る者があり、アラビア人も雄羊七千七百匹、雄やぎ七千七百匹を彼に持って来た。
17:12 こうして、ヨシャファテはしだいに並外れて強大になり、ユダに城塞や倉庫の町々を築いた。
17:13 彼には、ユダの町々で多くのなすべき工事があった。また、エルサレムには勇敢な戦士たちがいた。
17:14 彼らの父祖の家ごとの登録は次のとおりである。ユダでは、千人隊の長たち、隊長アデナ。その配下には勇士三十万人。
17:15 次に隊長ヨハナン。その配下には二十八万人。
17:16 その次は、自ら進んで【主】に身を献げたジクリの子アマスヤ。その配下には二十万人の勇士。
17:17 ベニヤミンからは、勇士エルヤダ。その配下には、弓と盾を取る者が二十万人。
17:18 次に、エホザバデ。その配下には十八万人の武装した者。
17:19 これらが王に仕えた人々である。このほかに、王がユダ全土の城壁のある町々に配属した人々がいた。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
王となったヨシャファテは、父であるアサとは違い、主に拠り頼んで、勢力を増し加えました。北イスラエルの攻めに備え、ユダにあるすべての城壁のある町々に軍隊を置き、守備隊を配置しました。ダビデの道に歩んで、バアルの神々に求めず、父祖の神に求め、その命令にしたがって歩み、イスラエルの行いに倣いませんでした。主はヨシャファテとともにおられました。主は、王国を彼の手によって確立されました。ユダの人々はみな、ヨシャファテに貢ぎ物を持って来ましたが、彼は富と誉れが豊かになっても、傲慢になりませんでした。彼の心は、主の道を大いに誇りとし、彼はさらに、高き所とアシェラ像をユダから取り除きました。
ヨシャファテ王は、治世の三年目に、画期的なことを行いました。彼は高官たちとレビ人たちと祭司たちを遣わして、ユダの町々で教えさせました。彼らは、主の律法の書を携え、ユダのすべての町を巡回して、民の間で教えることで、民たちが主を恐れ敬うように仕えました。ヨシャファテは政治家である前に、神様を恐れ敬い、神様の御言葉を愛する神様のしもべでした。彼は民たちを、真理の御言葉で養育しようとしました。神様は、このようなヨシャファテ王を喜ばれ、彼と共におられ、彼が行なうことが成功するように、助けられました。神様が彼の国を強くし、ユダの周りのすべての王国の王たちはヨシャファテ王を恐れて、戦いをしかけることができませんでした。ユダは強大な王国となり、列国の支配者となりました。民たちの心に神様の御言葉を植えることが、強くて安定した国になる秘訣です。
祈り:主よ、日本が御言葉を愛し、御言葉に従う人々で満たされますように。そのためにも、私たちがヨシャファテのように御言葉を愛し、御言葉で人々を養育する者になるように、助けてください。
一言:政治や権力よりも、御言葉
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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