□11月27日(木)
主の宮を修繕したヨアシュ
歴代誌第二24:1-14(2)
聖書本文
24:1 ヨアシュは七歳で王となり、エルサレムで四十年間、王であった。彼の母の名はツィブヤといい、ベエル・シェバ出身であった。
24:2 ヨアシュは、祭司エホヤダが生きている間は、【主】の目にかなうことを行った。
24:3 エホヤダは彼に二人の妻を迎えさせた。息子たちと娘たちが彼に生まれた。
24:4 その後のことであった。ヨアシュは【主】の宮を新しくすることを志し、
24:5 祭司とレビ人を集めて、彼らに言った。「ユダの町々へ出て行き、あなたがたの神の宮を毎年修繕するために、全イスラエルから金を集めて来なさい。あなたがたは急いでそのことをしなければならない。」ところが、レビ人は急がなかった。
24:6 そこで王は、かしらであるエホヤダを呼んで、彼に言った。「なぜあなたはレビ人に要求して、【主】のしもべモーセとイスラエルの会衆があかしの天幕のために定めた税金を、ユダとエルサレムから持って来させないのですか。」
24:7 それは、悪女アタルヤとその子らが、神の宮に押し入り、【主】の宮の聖なるものをすべてバアルの神々のために用いていたからである。
24:8 王が命令すると、人々は一つの箱を作り、それを【主】の宮の門の外側に置いた。
24:9 彼らは、神のしもべモーセが荒野でイスラエルに定めた税金を【主】のもとに持って来るように、ユダとエルサレムに布告した。
24:10 すべての首長たちとすべての民は喜んでそれを持って来て、あふれるまで箱に投げ入れた。
24:11 その箱がレビ人によって王の役所に運ばれるたびに、多くの金額があることが確認されると、王の書記と祭司のかしらに仕える管理人が来て箱を空にした。そして、それを持って行って元の場所に戻した。彼らは毎日このように行い、多くの献金を集めた。
24:12 王とエホヤダは、これを【主】の宮の奉仕の働きをする者に渡した。彼らは、【主】の宮を新しくするために石切り工と大工を雇い、さらに、【主】の宮を修繕するために鉄と青銅の職人を雇った。
24:13 仕事をする者は仕事をし、彼らの手によって修復作業が進んだ。彼らは、神の宮を元のとおりに建て、これを補強した。
24:14 工事が終わると、彼らは残った金を王とエホヤダの前に持って来た。その金で、【主】の宮の用具、すなわち、儀式や全焼のささげ物の用具、深皿、金銀の器が作られた。エホヤダが生きている間、【主】の宮では絶えず全焼のささげ物が献げられた。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
ヨアシュは七歳で王となり、四十年間ユダを治めました。彼は、祭司エホヤダの存命中は、主の目にかなうことを行ないました。彼は主の宮を新しくすることを志し、祭司とレビ人を集めて、民たちから金を集めるように命じました。レビ人たちがそのことを急がないでいると、エホヤダを呼んで、急いで行なうように催促しました。ヨアシュには、主の宮の修繕に対する情熱がありました。献金箱を主の宮の門の外に設置し、モーセが定めた税金を納めるように布告すると、全ての首長たちと民たちは喜んでささげました。箱が満たされるたびに、レビ人たちが管理人のところに持って行き、中身を納めた後、箱をもとの位置に置きました。こうして多くの資金を集めました。 ヨアシュとエホヤダはそのお金を主の宮に奉仕する者、彼らが雇った石切り工と大工、鉄と青銅の職人に配分しました。熱心な工事の結果、主の宮の修繕は完了し、残りの資金で主の宮で使う用具も新調されました。エホヤダが存命中、主の宮では絶えず全焼のいけにえが献げられました。
ヨアシュは、エホヤダから良い影響を受け、神様によく仕えました。彼は軍事力の増強や自分の王権を堅くしようとすることよりも、神様の宮を堅くしようとしました。主の宮の修繕に熱心に取り組み、このような彼に民たちは従いました。私たちもイエス様から学び、神の人として隣人に良い影響をもたらす、祝福の源となるように、祈ります。
祈り:イエス様を私たちの牧者として立ててくださり、日々新しくされていることに感謝します。世に対して良い影響力をもたらす牧者として用いてくださりますよう祈ります。
一言:私は良い影響を与える人
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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