□12月10日(水)
勇気づけられたパウロ
使徒の働き28:11-22(15)
日毎の糧
マルタで冬を過ごしてから、パウロの一行は、アレクサンドリアの船に乗ってシラクサ、レギオンを回り、プテオリに入港しました。プテオリでは、百人隊長の好意で7日間そこにいる兄弟たちと共に時を過ごす喜びを味わいました。いよいよパウロはどうしても見たいと思っていたローマに到着しました。数多くの苦難を乗り越えてローマに到着したとき、その感激はどうだったでしょうか。神様は約束通りパウロをローマに導かれました。パウロがローマに来る知らせを聞いたローマ教会の聖徒たちはアピイ・フォルムとトレス・タベルネまで出迎えに来てくれました。
パウロは囚人の身としてローマに来ました。しかし、ローマ教会の聖徒たちの熱烈な歓迎を受けて勇気づけられました。神様はパウロに言われた約束を守られました。神様は、パウロの約束を守るために彼らを暴風の中から救い出されました。蛇の毒からも救い出してくださいました。パウロは長い航海のために心身が疲れていたはずです。神様はプテオリでの聖徒たちとの交わりとローマの聖徒たちの歓迎を通して、疲れたパウロを慰められました。パウロは、聖徒たちとの交わりを通して、勇気づけられました。
私たちは難破船のような世界で生きています。多くの苦難が私たちを苦しめます。しかし、我々は一人ではありません。パウロとともにされた神様は、私たちとも、ともにおられます。また、同じ神様を信じて信仰の道をともに歩んでいる同労者たちが、日本と世界各地にいます。神様は彼らとの交わりを通して私たちを慰め、勇気づけ、助けてくださいます。私たちは、苦難の中でも神様の使命を果たす同労者たちを大事に思って慰め、勇気づける者になりましょう。
祈り:主よ、愛と信仰に満ちた同労者たちをとおして、私の弱った心を慰めて下さることを感謝します。どうか私も、人を勇気づけることのできる同労者となるように助けて下さい。
一言:神様と同労者たちに感謝します
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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