□12月23日(火)
主によって語られたことは必ず実現する
ルカの福音書1:39-66(45) 聖誕特集
聖書本文
1:39 それから、マリアは立って、山地にあるユダの町に急いで行った。
1:40 そしてザカリヤの家に行って、エリサベツにあいさつした。
1:41 エリサベツがマリアのあいさつを聞いたとき、子が胎内で躍り、エリサベツは聖霊に満たされた。
1:42 そして大声で叫んだ。「あなたは女の中で最も祝福された方。あなたの胎の実も祝福されています。
1:43 私の主の母が私のところに来られるとは、どうしたことでしょう。
1:44 あなたのあいさつの声が私の耳に入った、ちょうどそのとき、私の胎内で子どもが喜んで躍りました。
1:45 主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、幸いです。」
1:46 マリアは言った。
「私のたましいは主をあがめ、
1:47 私の霊は私の救い主である神をたたえます。
1:48 この卑しいはしために
目を留めてくださったからです。
ご覧ください。今から後、どの時代の人々も
私を幸いな者と呼ぶでしょう。
1:49 力ある方が、
私に大きなことをしてくださったからです。
その御名は聖なるもの、
1:50 主のあわれみは、代々にわたって
主を恐れる者に及びます。
1:51 主はその御腕で力強いわざを行い、
心の思いの高ぶる者を追い散らされました。
1:52 権力のある者を王位から引き降ろし、
低い者を高く引き上げられました。
1:53 飢えた者を良いもので満ち足らせ、
富む者を何も持たせずに追い返されました。
1:54 主はあわれみを忘れずに、
そのしもべイスラエルを助けてくださいました。
1:55 私たちの父祖たちに語られたとおり、
アブラハムとその子孫に対するあわれみを
いつまでも忘れずに。」
1:56 マリアは、三か月ほどエリサベツのもとにとどまって、家に帰った。
1:57 さて、月が満ちて、エリサベツは男の子を産んだ。
1:58 近所の人たちや親族は、主がエリサベツに大きなあわれみをかけてくださったことを聞いて、彼女とともに喜んだ。
1:59 八日目になり、人々は幼子に割礼を施すためにやって来た。彼らは幼子を父の名にちなんでザカリヤと名づけようとしたが、
1:60 母親は「いいえ、名はヨハネとしなければなりません」と言った。
1:61 彼らは彼女に「あなたの親族には、そのような名の人は一人もいません」と言った。
1:62 そして、幼子にどういう名をつけるつもりか、身振りで父親に尋ねた。
1:63 すると彼は書き板を持って来させて、「その子の名はヨハネ」と書いたので、人々はみな驚いた。
1:64 すると、ただちにザカリヤの口が開かれ、舌が解かれ、ものが言えるようになって神をほめたたえた。
1:65 近所に住む人たちはみな恐れを抱いた。そして、これらのことの一部始終が、ユダヤの山地全体に語り伝えられていった。
1:66 聞いた人たちはみな、これらのことを心にとどめ、「いったいこの子は何になるのでしょうか」と言った。主の御手がその子とともにあったからである。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
御使いガブリエルからお告げを受け、マリアは子供を宿していることを受け入れました。しかし、まだどこかに不安があったのでしょう。彼女は親類のエリサベツのところに行きました。彼女を見ると、果たしてガブリエルが告げたとおり、彼女も高齢でしたが妊娠していました。そしてマリアの声を聞くと、エリサベツの子が胎内で踊り、彼女は聖霊に満たされました。エリサベツはマリアのお腹の子を祝福し、主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は幸いだと賛美しました。マリアはこれを受けて神様のご計画を確信したのでしょう。彼女は神様に賛美を捧げました。それは、自分のようなものに神様が目をとめていてくださり、働いてくださったことへの感謝と賛美でした。
そして月日が満ちてエリサベツは子供を産みました。子供の名前をつける時、習慣に従い親の名前をつけようとしたところ、夫婦共に、これに反対しました。夫のザカリヤはこの時、御使いによって話ができない状態でした。しかし書き板を持ってこさせると、そこに書いた名前は御使いが告げた名ヨハネでした。すると、彼は閉ざされていた口が開き、しゃべれるようになりました。この夫婦もまた、マリアと同じく、主によって語られたことを固く信じていた幸いな人たちでした。
クリスマスにあなたは何を信じていますか。クリスマスに神様があなたに告げるメッセージは、救いの約束です。あなたに告げられた救いの知らせを、主によって語られたことを、どこまで必ず実現すると信じているでしょうか。
祈り:日々あなたの御言葉に接していても、あふれる情報の一つとして流している心を知ります。あなたが私に約束して語られた言葉、それが実現することを覚え、あなたを賛美いたします。
一言:主によって語られたこと
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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