□1月10日(土)
わたしの民を去らせよ
出エジプト記 5:1-21(1)
聖書本文
5:1 その後、モーセとアロンはファラオのところに行き、そして言った。「イスラエルの神、【主】はこう仰せられます。『わたしの民を去らせ、荒野でわたしのために祭りを行えるようにせよ。』」
5:2 ファラオは答えた。「【主】とは何者だ。私がその声を聞いて、イスラエルを去らせなければならないとは。私は【主】を知らない。イスラエルは去らせない。」
5:3 彼らは言った。「ヘブル人の神が私たちと会ってくださいました。どうか私たちに荒野へ三日の道のりを行かせて、私たちの神、【主】にいけにえを献げさせてください。そうでないと、主は疫病か剣で私たちを打たれます。」
5:4 エジプトの王は彼らに言った。「モーセとアロンよ、なぜおまえたちは、民を仕事から引き離そうとするのか。おまえたちの労役に戻れ。」
5:5 ファラオはまた言った。「見よ、今やこの地の民は多い。だからおまえたちは、彼らに労役をやめさせようとしているのだ。」
5:6 その日、ファラオはこの民の監督たちとかしらたちに命じた。
5:7 「おまえたちは、れんがを作るために、もはやこれまでのように民に藁を与えてはならない。彼らが行って、自分で藁を集めるようにさせよ。
5:8 しかも、これまでどおりの量のれんがを作らせるのだ。減らしてはならない。彼らは怠け者だ。だから、『私たちの神に、いけにえを献げに行かせてください』などと言って叫んでいるのだ。
5:9 あの者たちの労役を重くしたうえで、その仕事をやらせよ。偽りのことばに目を向けさせるな。」
5:10 そこで、この民の監督たちとかしらたちは出て行って、民に告げた。「ファラオはこう言われる。『もうおまえたちに藁は与えない。
5:11 おまえたちはどこへでも行って、見つけられるところから自分で藁を取って来い。労役は少しも減らすことはしない。』」
5:12 そこで民はエジプト全土に散って、藁の代わりに刈り株を集めた。
5:13 監督たちは彼らをせき立てた。「藁があったときのように、その日その日の仕事を仕上げよ。」
5:14 ファラオの監督たちがこの民の上に立てた、イスラエルの子らのかしらたちは、打ちたたかれてこう言われた。「なぜ、おまえたちは決められた量のれんがを、昨日も今日も、今までどおりに仕上げないのか。」
5:15 そこで、イスラエルの子らのかしらたちは、ファラオのところに行って、叫んだ。「なぜ、あなた様はしもべどもに、このようなことをなさるのですか。
5:16 しもべどもには藁が与えられていません。それでも、『れんがを作れ』と言われています。ご覧ください。しもべどもは打たれています。でも、いけないのはあなた様の民のほうです。」
5:17 ファラオは言った。「おまえたちは怠け者だ。怠け者なのだ。だから『私たちの【主】にいけにえを献げに行かせてください』などと言っているのだ。
5:18 今すぐに行って働け。おまえたちに藁は与えない。しかし、おまえたちは決められた分のれんがを納めなければならない。」
5:19 イスラエルの子らのかしらたちは、「おまえたちにその日その日に課せられた、れんがの量を減らしてはならない」と聞かされて、これは悪いことになったと思った。
5:20 彼らは、ファラオのところから出て来たとき、迎えに来ていたモーセとアロンに会った。
5:21 彼らは二人に言った。「【主】があなたがたを見て、さばかれますように。あなたがたは、ファラオとその家臣たちの目に私たちを嫌わせ、私たちを殺すため、彼らの手に剣を渡してしまったのです。」
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
モーセは主の命令に従い、ファラオに「わたしの民を去らせよ。」と告げました。しかし、まるでサタンが自分の手の中にあるものを渡さないように、ファラオはイスラエルの民を去らせることを頑なに拒みました。むしろ、彼らの労役をさらに厳しくしました。れんが作りに必要な藁の供給を打ち切り、れんがのノルマは減らさずに、イスラエルの民たちに藁の代わりに刈り株を集めさせました。監督たちはその日その日の仕事を仕上げるように、彼らをせき立てました。ファラオは、イスラエルの民が怠け者だから自分達の神にいけにえを献げに行きたいと言うのだと軽蔑しました(1-18)。
その結果、労役はより過酷になり、イスラエルの民たちは疲弊しました。事態を知ったイスラエルの子らのかしらたちは、これは悪いことになった、と嘆きました。「あなた方のせいで自分たちは嫌われ、殺されようとしている」とモーセとアロンを責めました。彼らは今の苦しみしか見ることができず、神様のしもべを恨みました(19-21)。
これらの出来事は、支配からの解放には抵抗と痛みが伴うことを示しています。私たちも同じように、サタンの支配下から解放を目指す際に、一時的な反発や困難に直面することがあります。重要なのは本当の敵を見失わず、安易に逃げずに信仰と覚悟を持って歩み続けることです。
祈り:サタンとの戦いには苦痛が伴うことを学びます。また苦痛から逃れることばかり考えてしまう自分を悔い改めます。信仰の戦いをよく勝利していくことができるように、御言葉によって力づけられ、忍耐し続けるように助けてください。
一言:サタンと戦いなさい
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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