□3月2日(月)
覚えておくべき日がある
出エジプト記12:43-13:16(13:3)
聖書本文
12:43 【主】はモーセとアロンに言われた。「過越に関する掟は次のとおりである。異国人はだれも、これにあずかってはならない。
12:44 しかし、金で買われた奴隷はだれでも、あなたが割礼を施せば、これにあずかることができる。
12:45 居留者と雇い人は、これにあずかってはならない。
12:46 これは一つの家の中で食べなければならない。あなたは家の外にその肉の一切れでも持ち出してはならない。また、その骨を折ってはならない。
12:47 イスラエルの全会衆はこれを行わなければならない。
12:48 もし、あなたのところに寄留者が滞在していて、【主】に過越のいけにえを献げようとするなら、その人の家の男子はみな割礼を受けなければならない。そうすれば、その人は近づいてそれを献げることができる。彼はこの国に生まれた者と同じになる。しかし無割礼の者は、だれもそれを食べてはならない。
12:49 このおしえは、この国に生まれた者にも、あなたがたの間に寄留している者にも同じである。」
12:50 イスラエルの子らはみな、そのように行った。【主】がモーセとアロンに命じられたとおりに行った。
12:51 まさにこの日に、【主】はイスラエルの子らを、軍団ごとにエジプトの地から導き出された。
13:1 【主】はモーセに告げられた。
13:2 「イスラエルの子らの間で最初に胎を開く長子はみな、人であれ家畜であれ、わたしのために聖別せよ。それは、わたしのものである。」
13:3 モーセは民に言った。「奴隷の家、エジプトから出て来た、この日を覚えていなさい。力強い御手で、【主】があなたがたをそこから導き出されたからである。種入りのパンを食べてはならない。
13:4 アビブの月のこの日、あなたがたは出発する。
13:5 【主】は、カナン人、ヒッタイト人、アモリ人、ヒビ人、エブス人の地、主があなたに与えると父祖たちに誓った地、乳と蜜の流れる地にあなたを連れて行かれる。そのときあなたは、この月に、この儀式を執り行いなさい。
13:6 七日間、あなたは種なしパンを食べる。七日目は【主】への祭りである。
13:7 七日間、種なしパンを食べなさい。あなたのところに、種入りのパンがあってはならない。あなたの土地のどこにおいても、あなたのところにパン種があってはならない。
13:8 その日、あなたは自分の息子に告げなさい。『このことは、私がエジプトから出て来たときに、【主】が私にしてくださったことによるのだ。』
13:9 これをあなたの手の上のしるしとし、あなたの額の上の記念として、【主】のおしえがあなたの口にあるようにしなさい。力強い御手で、【主】があなたをエジプトから導き出されたからである。
13:10 あなたは、この掟を毎年その定められた時に守らなければならない。
13:11 【主】が、あなたとあなたの父祖たちに誓われたとおりに、あなたをカナン人の地に導き、そこをあなたに与えられるとき、
13:12 最初に胎を開くものはみな、【主】のものとして献げなければならない。家畜から生まれ、あなたのものとなるすべての初子のうち、雄は【主】のものである。
13:13 ただし、ろばの初子はみな、羊で贖わなければならない。もし贖わないなら、首を折らなければならない。また、あなたの子どもたちのうち、男子の初子はみな、贖わなければならない。
13:14 後になって、あなたの息子があなたに『これは、どういうことですか』と尋ねるときは、こう言いなさい。『【主】が力強い御手によって、私たちを奴隷の家、エジプトから導き出された。
13:15 ファラオが頑なになって、私たちを解放しなかったとき、【主】はエジプトの地の長子をみな、人の長子から家畜の初子に至るまで殺された。それゆえ私は、最初に胎を開く雄をみな、いけにえとして【主】に献げ、私の子どもたちの長子をみな贖うのだ。』
13:16 このことは手の上のしるしとなり、あなたの額の上の記章となる。それは【主】が力強い御手によって、私たちをエジプトから導き出されたからである。」
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
神様は、過越に関する掟を定められました。それはイスラエルの民に与えられた特別な掟で、異国人はだれでも自由にあずかれるものではありませんでした。けれども、お金で買われた奴隷や異邦の人が割礼を受けるなら、過越しの儀式に加わることができました。つまり過越の恵みは、ただ血筋で決まるのではなく、神の民として生きる決断と従順にも結びついていたのです。
では、なぜ過越しを守るのでしょうか。理由ははっきりしています。「主が力強い御手で、私たちを奴隷の家、エジプトから導き出された」日を忘れないためです。思い出すためです。記念するためです。だからイスラエルの民は、この掟を毎年、定められた時に守り、神様の恵みを心に刻まなければなりませんでした。そしてそれは大人だけの話ではありません。子どもたち、子孫たちにも、エジプトの奴隷から救い出されたその日、すなわち過越の日の意味を、きちんと分かるように教えなければならなかったのです。
人々が軽い気持ちで深刻な罪を犯してしまうのは、神様が施してくださった御恵みを覚えず、すぐ忘れてしまうからです。また感謝の心を忘れて心が高ぶってしまうからです。イスラエルの民が乳と蜜の流れるカナンの地で、何の不自由もなく生きていけるのは、力強い御手で彼らをエジプトから救い出された神の御恵みのゆえです。私たちも以前は罪の奴隷となって、苦しい日々を過ごしていました。しかし、神様の一方的な恵みによって、罪が赦されて新しく生まれ変わりました。私たちは主の十字架の血潮によって罪の勢力から解放され、真の自由を得ることができたのです。私たちは神から赦されたその救いの恵みを、いつも覚え、記念すべきです。主イエス・キリストの十字架によって、すべての罪を赦して頂いたその日を決して忘れてはいけません。その救いの日を心に刻んでおき、常に覚えて記念していきたいものです。
祈り:主よ、あなたの御手の力と、御子イエス・キリストの十字架の血潮を日々覚え、救いの恵みを感謝しながら生きる者とさせてください。
一言:常に覚えて記念しましょう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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