□6月2日(火)
隣人の所有を大切にしなさい
出エジプト記22:1-15(9)
聖書本文
22:1 人が牛あるいは羊を盗み、これを屠るか売るかした場合、牛一頭を牛五頭で、羊一匹を羊四匹で償わなければならない。
22:2 もし盗人が抜け穴を掘って押し入るところを見つけられ、打たれて死んだなら、 打った者に血の責任はない。
22:3 もし日が昇っていれば、血の責任は打った者にある。盗みをした者は必ず償いをしなければならない。もし盗人が何も持っていなければ、盗みの代償としてその人自身が売られなければならない。
22:4 もしも、牛であれ、ろばであれ、羊であれ、盗んだ物が生きたままで彼の手もとにあるのが確認されたなら、それを二倍にして償わなければならない。
22:5 人が畑あるいはぶどう畑で家畜に牧草を食べさせるとき、 放った家畜が他人の畑を食い荒らした場合、 その人は自分の畑の最良の物と、 ぶどう畑の最良の物をもって償いをしなければならない。
22:6 また、火が出て茨に燃え移り、積み上げた穀物の束、刈られていない麦穂、あるいは畑を焼き尽くした場合、その火を出した者は必ず償いをしなければならない。
22:7 人が金銭あるいは物品を隣人に預けて保管してもらい、それがその人の家から盗まれた場合、もしその盗人が見つかったなら、盗人はそれを二倍にして償わなければならない。
22:8 もし盗人が見つからないなら、その家の主人は神の前に出て、彼が隣人の所有物に決して手を触れなかったと誓わなければならない。
22:9 所有をめぐるすべての違反行為に関しては、それが、牛、ろば、羊、上着、またいかなる紛失物についてであれ、一方が『これは自分のものだ』と言うなら、 その双方の言い分を神の前に持ち出さなければならない。そして、神が有罪と宣告した者は、それを二倍にして相手に償わなければならない。
22:10 人が、ろば、牛、羊、またいかなる家畜でも、隣人に預けてその番をしてもらい、それが死ぬか、負傷するか、連れ去られるかしたが、目撃者がいない場合、
22:11 隣人の所有物に決して手を触れなかったという【主】への誓いが、双方の間になければならない。その持ち主はこれを受け入れなければならない。隣人は償いをする必要はない。
22:12 しかし、もしも、それが確かにその人のところから盗まれたのであれば、その持ち主に償いをしなければならない。
22:13 もしも、それが確かに野獣にかみ裂かれたのであれば、証拠としてそれを差し出さなければならない。かみ裂かれたものの償いをする必要はない。
22:14 人が隣人から家畜を借り、それが負傷するか死ぬかして、その持ち主が一緒にいなかった場合は、必ず償いをしなければならない。
22:15 もし持ち主が一緒にいたなら、償いをする必要はない。しかし、それが賃借りした家畜であれば、 その借り賃は払わなければならない。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
四百年間、奴隷として生きてきたイスラエルの民は、他人の所有財産を尊重する意識に乏しくなっていました。主は、所有に関する定めを与えることで、他人の財産に損害を与えるなら責任が問われることを教えられました。今日の箇所では「償わなければならない」という命令が繰り返し出てきます。これは、復讐のためではなく、責任について教えるためでした。
主は、牛や羊を盗んで屠ったり売ったりした場合、牛は五倍、羊は四倍にして償わなければならないと定められました。盗まれた牛や羊が生きて見つかった場合は、二倍の償いを求めました。もし償うことができなければ、盗んだ者自身が売られなければなりませんでした。夜に盗人を見つけて打ち殺した場合は、責任は問われませんが、昼であれば責任が生じます。いのちを奪うことには、慎重さが求められます。
また、自分の家畜が他人の畑やぶどう畑を荒らした場合には、自分の畑やぶどう畑の最良の物で償わなければなりませんでした。主は、たとえ過失であっても、与えた損害に対して責任を負う者となることを求めておられます。
他人の物を預かっている間に、それが死んだり傷ついたりした場合には、裁判官の前に出て判断を受けなければなりません。もし預かった者が「決して手を触れなかった」と主の前で誓うなら、持ち主はそれを受け入れることとされました(11)。他人の財産に対して誠実であること、そして互いに信頼し合うことが、主の民には求められているのです。
祈り:主よ、あなたは私たちに責任と誠実さを教えてくださるお方です。どうか貪欲な心を私から取り除き、預かったものを忠実に管理する者となるように助けてください。
一言:かつては奴隷、今は神の聖なる民
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」

