□6月3日(水)
情け深い神様
出エジプト記22:16-31(27)
聖書本文
22:16 人が、まだ婚約していない処女を誘惑し、彼女と寝た場合、その人は必ず、彼女の花嫁料を払って彼女を自分の妻としなければならない。
22:17 もしその父が彼女をその人に与えることを固く拒むなら、その人は処女の花嫁料に相当する銀を支払わなければならない。
22:18 呪術を行う女は生かしておいてはならない。
22:19 動物と寝る者はみな、必ず殺されなければならない。
22:20 ただ【主】ひとりのほかに、神々にいけにえを献げる者は、聖絶されなければならない。
22:21 寄留者を苦しめてはならない。虐げてはならない。あなたがたもエジプトの地で寄留の民だったからである。
22:22 やもめ、みなしごはみな、苦しめてはならない。
22:23 もしも、あなたがその人たちを苦しめ、彼らがわたしに向かって切に叫ぶことがあれば、わたしは必ず彼らの叫びを聞き入れる。
22:24 そして、わたしの怒りは燃え上がり、わたしは剣によってあなたがたを殺す。あなたがたの妻はやもめとなり、あなたがたの子どもはみなしごとなる。
22:25 もし、あなたとともにいる、わたしの民の貧しい人に金を貸すなら、彼に対して金貸しのようであってはならない。利息を取ってはならない。
22:26 もしも、隣人の上着を質に取ることがあれば、日没までにそれを返さなければならない。
22:27 それは彼のただ一つの覆い、 彼の肌をおおう衣だからである。 彼はほかに何を着て寝ることができるだろうか。 彼がわたしに向かって叫ぶとき、 わたしはそれを聞き入れる。 わたしは情け深いからである。
22:28 神をののしってはならない。また、あなたの民の族長をのろってはならない。
22:29 あなたの豊かな産物と、あふれる酒とのささげ物を遅らせてはならない。
あなたの息子のうち長子は、わたしに献げなければならない。
22:30 あなたの牛と羊についても同様にしなければならない。七日間、その母親のそばに置き、八日目にはわたしに献げなければならない。
22:31 あなたがたは、 わたしにとって聖なる者でなければならない。野で獣にかみ裂かれたものの肉を食べてはならない。それは犬に投げ与えなければならない。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
「力」は人を堕落させます。かつての奴隷社会では、力ある強い者が弱い者につけ込む傾向がありました。イスラエルの民は奴隷生活の中でそうした関係性を学んできました。そんな民に対して主は、弱い立場の人々のいのち、財産、名誉を守る定めを与えられました。21節、29節後半、31節前半は、神の民に「自分たちがかつて何者であったのか」、そして「今は誰のものとされたのか」を思い起こさせています。神の民は、神様の深いあわれみに学んで隣人に配慮する民でなければなりません。
婚約していない処女を誘惑して関係を持つことは大きな罪であり、その人は花嫁料を払って妻としなければなりません。動物と寝る者や、神々にいけにえを献げる者は厳しくさばかれます。主の民は性的に聖くあるべきです。聖なる神に礼拝をささげる民だからです。
神様は寄留者、やもめ、みなしごの叫びを聞かれる方です。弱い立場の人々に害を与える者は、神様の怒りを招きます。貧しい人に金を貸すときは利息を取らず、質に取った上着は日没までに返さなければなりません。当時の貧しい人たちは上着が一枚しかなく、夜はその上着を掛けて寝ますが、カナン地方の夜はとても寒いので、弱い者のことを配慮しなさいということです。過去イスラエルの民も、エジプトで奴隷生活をしていた弱い立場の人たちでした。神様は彼らの叫び声を聞き入れ、深い情けをかけてくださいました。だからこそ彼らも貧しい隣人に対し、深い情けをかけるべきです。憐れみの心を持つべきです。神様の民は弱い者たちを積極的に助ける者なのです。
祈り:主よ、かつて弱い立場にあった私をあわれんでくださったあなたを覚えます。どうか高ぶりや無関心から私の心を守り、弱い人に配慮する心と聖さをお与えください。あなたのあわれみに根ざして、今日も隣人を深くあわれむ者とならせてください。
一言:情け深く
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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