□6月13日(土)
ひたすら主に奉仕
コリント人への手紙第一7:25-40(35)
聖書本文
7:25 未婚の人たちについて、私は主の命令を受けてはいませんが、主のあわれみにより信頼を得ている者として、意見を述べます。
7:26 差し迫っている危機のゆえに、男はそのままの状態にとどまるのがよい、と私は思います。
7:27 あなたが妻と結ばれているなら、解こうとしてはいけません。妻と結ばれていないなら、妻を得ようとしてはいけません。
7:28 しかし、たとえあなたが結婚しても、罪を犯すわけではありません。たとえ未婚の女が結婚しても、罪を犯すわけではありません。ただ、結婚する人たちは、身に苦難を招くでしょう。私はあなたがたを、そのような目にあわせたくないのです。
7:29 兄弟たち、私は次のことを言いたいのです。時は短くなっています。今からは、妻のいる人は妻のいない人のようにしていなさい。
7:30 泣いている人は泣いていないかのように、喜んでいる人は喜んでいないかのように、買う人は所有していないかのようにしていなさい。
7:31 世と関わる人は関わりすぎないようにしなさい。この世の有様は過ぎ去るからです。
7:32 あなたがたが思い煩わないように、と私は願います。独身の男は、どうすれば主に喜ばれるかと、主のことに心を配ります。
7:33 しかし、結婚した男は、どうすれば妻に喜ばれるかと世のことに心を配り、
7:34 心が分かれるのです。独身の女や未婚の女は、身も心も聖なるものになろうとして、主のことに心を配りますが、結婚した女は、どうすれば夫に喜ばれるかと、世のことに心を配ります。
7:35 私がこう言うのは、あなたがた自身の益のためです。あなたがたを束縛しようとしているのではありません。むしろ、あなたがたが品位ある生活を送って、ひたすら主に奉仕できるようになるためです。
7:36 ある人が、自分の婚約者に対して品位を欠いたふるまいをしていると思ったら、また、その婚約者が婚期を過ぎようとしていて、結婚すべきだと思うなら、望んでいるとおりにしなさい。罪を犯すわけではありません。二人は結婚しなさい。
7:37 しかし、心のうちに固く決意し、強いられてではなく、自分の思いを制して、婚約者をそのままにしておこうと自分の心で決意するなら、それは立派なふるまいです。
7:38 ですから、婚約者と結婚する人は良いことをしており、結婚しない人はもっと良いことをしているのです。
7:39 妻は、夫が生きている間は夫に縛られています。しかし、夫が死んだら、自分が願う人と結婚する自由があります。ただし、主にある結婚に限ります。
7:40 しかし、そのままにしていられるなら、そのほうがもっと幸いです。これは私の意見ですが、私も神の御霊をいただいていると思います。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
パウロは未婚の人に対し、「差し迫っている危機のゆえに」結婚しないほうが良いと意見しています。当時のコリント地方で何かしらの危機が迫っていたようです。この危機を、ローマによる迫害の始まりだと解釈する人もいれば、頻発していた飢饉や地震のために終末が近づいたと考えたパウロが、世の終わりを念頭に語ったのではないかと解釈する人もいます。いずれにせよ、危機意識をもって生活せざるを得なかったようです。そのような時代であっても、信者が結婚すること自体は罪ではないとパウロは言います(28)。しかし同時に、主にいっそう心を注いで仕えるためには、独身のままでいることも良いことだと語っています。
パウロはこの結婚の例を用いて、さらに広い霊的原則を教えています。すなわち、信者は結婚を含む地上の事柄を最も重要なものとして扱うべきではない、ということです。なぜなら、この世の有様は過ぎ去るからです(31)。結婚に伴う地上の思い煩いによって、私たちの心は分かれ、神様への献身を妨げることがあります(34)。これは結婚だけでなく、仕事を含めたあらゆる世の営みにも当てはまります。信者には結婚について進む道を選ぶ自由がありますが(36–38)、どのような選択であっても、それが地上における神様の使命の一部なのかどうかを祈りつつ見極める必要があります。私たちを導く原則は、何をするにも、主に対して心が分散することなく、ひたすら主に奉仕する心で生きることなのです。
祈り:父なる神様、キリストにあって与えられている自由を感謝します。その自由を賢く用い、最もよくあなたに仕えることのできる道を選び取れるよう助けてください。
一言:心が分かれない奉仕
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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