□7月1日(水)
私のたましいは神を慕いあえぐ
詩篇42:1-11(1)
聖書本文
42:1 鹿が谷川の流れを慕いあえぐように
神よ 私のたましいはあなたを慕いあえぎます。
42:2 私のたましいは 神を
生ける神を求めて 渇いています。
いつになれば 私は行って
神の御前に出られるのでしょうか。
42:3 昼も夜も 私の涙が
私の食べ物でした。
「おまえの神はどこにいるのか」と
人が絶えず私に言う間。
42:4 私は自分のうちで思い起こし
私のたましいを注ぎ出しています。
私が祭りを祝う群衆とともに
喜びと感謝の声をあげて
あの群れと一緒に
神の家へとゆっくり歩んで行ったことなどを。
42:5 わがたましいよ
なぜ おまえはうなだれているのか。
私のうちで思い乱れているのか。
神を待ち望め。
私はなおも神をほめたたえる。
御顔の救いを。
42:6 私の神よ 私のたましいは
私のうちでうなだれています。
それゆえ 私はヨルダンとヘルモンの地から
またミツアルの山から あなたを思い起こします。
42:7 あなたの大滝のとどろきに
淵が淵を呼び起こし
あなたの波 あなたの大波はみな
私の上を越えて行きました。
42:8 昼には 【主】が恵みを下さり
夜には 主の歌が私とともにあります。
私のいのちなる神への祈りが。
42:9 私は わが巌なる神に申し上げます。
「なぜ あなたは私をお忘れになったのですか。
なぜ 私は敵の虐げに 嘆いて歩き回るのですか。」
42:10 私に敵対する者たちは
私の骨を砕くほどに 私をそしり
絶えず私に言っています。
「おまえの神はどこにいるのか」と。
42:11 わがたましいよ
なぜ おまえはうなだれているのか。
なぜ 私のうちで思い乱れているのか。
神を待ち望め。
私はなおも神をほめたたえる。
私の救い 私の神を。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
鹿の命は水に依存しています。そのため、特に乾季になると、様々な危険が潜んでいるにもかかわらず、命がけで谷川を探し求めて移動し続けます。それと同じように、私たちの命も神様に依存しています。ゆえに詩人は今、乾ききったたましいの渇きを満たすために、いのちの水である「生ける神、主」を慕いあえいでいるのです。
なぜ詩人は、これほどまでに神様を渇望しているのでしょうか。彼は今、神様の御前に出られない状態にあるようです(2b)。エルサレムから遥か遠くに追放されたのか、神殿で礼拝ができなくなったことに落胆していました。敵の虐げの中で嘆き歩く自分を、「神様が忘れてしまったのではないか」とさえ思ったようです(9)。人々からは絶えず「おまえの神はどこにいるのか(3b, 10)」と嘲られ、敵対する者たちからは骨が砕かれるほどのそしりを受けました。
詩人は、昼も夜も「涙が私の食べ物となった」と言います(3a)。深くうなだれ、思い乱れて憂鬱になり、希望が見えない状況にありました。しかし、このような苦しみの中でこそ、彼は自分が「神様なしには生きられない存在」であることを痛感したのでしょう。そのただ中で、彼のたましいは神様を慕いあえぎます。
彼は、かつて「祭りを祝う群衆とともに、喜びと感謝の声を上げながら神の家へと歩んだこと」を思い起こし、たましいを注ぎ出します。そして自分自身にこう言い聞かせるのです。
「わがたましいよ。なぜ、おまえはうなだれているのか。私の内で思い乱れているのか。神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。御顔の救いを(5)」
「私はなおも神をほめたたえる。私の救い、私の神を(11)」
彼は遠い地から神様を思い起こし、かつての救いの恵みと喜びを握りしめました。神様は不在なのではなく、常に生きておられ、私たちを助けてくださるお方です。たとえ答えが遅く感じられる時でも、主を切に呼び求める者の声に、耳を傾けてくださっています。
祈り:神、主よ、我がたましいは主を慕い求めます。
一言:今、渇いていますか?
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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