□7月2日(木)
最も喜びとする神のみもとに行く
詩篇43:1-5(4)
聖書本文
43:1 神よ 私のためにさばいてください。
私の訴えを取り上げ
不敬虔な民の言い分を退けてください。
欺きと不正の人から 私を助け出してください。
43:2 あなたは私の力の神であられるからです。
なぜ あなたは私を退けられたのですか。
なぜ 私は敵の虐げに 嘆いて歩き回るのですか。
43:3 どうか あなたの光とまことを送り
それらが私を導くようにしてください。
あなたの聖なる山 あなたの住まいへと
それらが私を連れて行きますように。
43:4 こうして 私は神の祭壇に
私の最も喜びとする神のみもとに行き
竪琴に合わせて あなたをほめたたえます。
神よ 私の神よ。
43:5 わがたましいよ
なぜ おまえはうなだれているのか。
なぜ 私のうちで思い乱れているのか。
神を待ち望め。
私はなおも神をほめたたえる。
私の救い 私の神を。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
この詩には、神を信じない人々に囲まれ、どこにも助けが見出せない絶望の中でも、切実に祈り続ける作者の姿が描かれています。彼の周りには不敬虔な人々、欺きと不正を行う者たちが溢れていました。詩人はそうした敵の虐げの中で、嘆き悲しみながら歩き回らなければならなかったのです。それゆえ、彼は深くうなだれ、心は千々に乱れ、まるで神様に退けられたかのような孤独の中にいました。
私たちも時として、自分は神様に見捨てられたのではないか、と思うことがあります。目の前の状況に心がくじけ、落胆し、すべてを諦めそうになります。悲しみに打ちひしがれて憂鬱になり、苦しみから逃れるために、不敬虔な世の価値観と妥協したくなることもあるかもしれません。しかし、作者はそのような時にどうしたでしょうか。彼は「どうか、あなたの光と真実(まこと)を送り、それらが私を導くようにしてください(3)」と切に祈りました。欺きと不正という暗闇に対して、神様の光と真実を求めたのです。どんな暗闇も、主の光には決して打ち勝てないことを彼は知っていたからです(ヨハネ1:4-5)。「光と真実」こそが主のご性質であり、恵みとともに与えられるものだと信じていたからです。彼は、主の光と真実が自分を導き、主の聖なる山、主の住まいへと連れて行ってくれるよう切望しました。そうして神の祭壇へ、自分の「最高の喜び」である神のみもとへと行き、竪琴に合わせて主をほめたたえます、と告白したのです(4)。
自分のたましいが失望し、くじけそうになり、思い乱れていたとしても、彼はその感情に流されるままにはしませんでした。むしろ、自分のたましいを奮い立たせ、神を待ち望むようにと言い聞かせたのです(5)。私たちには、毎瞬間、「選択」が迫られています。感情に沈むのではなく、信仰によって自らを励まし、神様を待ち望み、ほめたたえることを選び取っていけるよう祈りましょう。
祈り:私の喜びの源である救いの神よ。心を騒がせるものに流されず、主のみもとへと向かわせてください。主を待ち望み、主による勝利を得ることができますように。
一言:私の力の源である神のみもとに、今、まいります
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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