□9月21日(月)
カエサルのもの、神のもの
マタイの福音書22:15-22(21)
聖書本文
22:15 そのころ、パリサイ人たちは出て来て、どのようにしてイエスをことばの罠にかけようかと相談した。
22:16 彼らは自分の弟子たちを、ヘロデ党の者たちと一緒にイエスのもとに遣わして、こう言った。「先生。私たちは、あなたが真実な方で、真理に基づいて神の道を教え、だれにも遠慮しない方だと知っております。あなたは人の顔色を見ないからです。
22:17 ですから、どう思われるか、お聞かせください。カエサルに税金を納めることは律法にかなっているでしょうか、いないでしょうか。」
22:18 イエスは彼らの悪意を見抜いて言われた。「なぜわたしを試すのですか、偽善者たち。
22:19 税として納めるお金を見せなさい。」そこで彼らはデナリ銀貨をイエスのもとに持って来た。
22:20 イエスは彼らに言われた。「これはだれの肖像と銘ですか。」
22:21 彼らは「カエサルのです」と言った。そのときイエスは言われた。「それなら、カエサルのものはカエサルに、神のものは神に返しなさい。」
22:22 彼らはこれを聞いて驚嘆し、イエスを残して立ち去った。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
パリサイ人とヘロデ党の本来敵対する者たちが結託して、イエス様を試みました。「カエサルへの納税が律法にかなっているか」と問いました。これは、ローマからの重い課税に苦しんでいたイスラエルの民からの支持を失わせてイエス様を失脚させるか、ローマへの反逆者としてイエス様を逮捕する口実を得る、そのどちらに転んでも良いように狙った卑劣な罠でした(15-17)。しかし、イエス様は彼らの悪意を見抜き、デナリ銀貨に刻まれた肖像と銘を指して「それなら、カエサルのものはカエサルに、神のものは神に返しなさい。」と答えられました(18-21)。
この言葉は単なるローマへの納税の肯定ではありません。銀貨にカエサルの肖像があるなら、それはカエサルの所有物です。しかし、私たち人間には、創造の時から「神の肖像」が刻まれています(創世記1:26)。つまりイエス様は、コインはカエサルに返しても、あなたの魂と存在の全ては、真の所有者である神様に返しなさい、と教えておられるのです。
私たちは地上での市民の義務を誠実に果たすべきです。しかし、私たちの人生の主権は、決してこの世のものに渡してはなりません。今日、私たちの歩みは誠実でしょうか。そして何より、自分自身の全てを「神のもの」として、喜んで主にお返ししているでしょうか。自分の内にある「神の肖像」を再確認し、主への従順の姿勢を新しくしましょう。
祈り:主よ、私たちにあなたの似姿を刻んでくださり、創造の時より私たちを覚え、愛してくださっていることを示してくださり感謝いたします。「神のもの」として喜んであなたに全てのものをお返しできますように。この地上であなたの似姿をとおしてあなたの栄光を示すことができますように、お祈りいたします。
一言:カエサルに、神様に
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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